ものづくり補助金平成26年度卸売業、小売業岩手県

顧客ニーズ多様化に対応させた革新的スタジオ写真の提供事業

有限会社 カメラの太陽堂

この事例のポイント

  • 中古の機材で応急的に再開したため作業効率が悪く、写真の仕上がりにばらつきが生じていた。
  • 本店に写真現像処理機と周辺機器、関連ソフトウェアを導入し、特殊な技術を要する加工、製本、大量プリント、大型プリントを本店に集中させた。
  • 本店とSC店の役割を明確にしたことで、お客様の幅広いニーズに対応できるようになり、複雑な構成写真や高度な加工技術を要する写真を安定して提供できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社 カメラの太陽堂
所在地岩手県 大船渡市
業種その他の小売業
従業員数3人
資本金300万円
設立1958年

事業の背景

昭和33年に大船渡市で開業し、昭和35年のチリ地震津波で被災後に盛町へ移転して50年余り地域の写真店として営業してきた。平成8年にはサンリアショッピングセンターにSC店を出店した。平成23年の東日本大震災で本店は津波、SC店は地震により両店舗の機械設備が壊滅状態となり、各地から集めた中古機材で事業を再開した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力中古の機材で応急的に再開したため作業効率が悪く、写真の仕上がりにばらつきが生じていた。
  • 品質・精度中古設備の使用により写真の仕上がりにばらつきがあった。
  • 新製品・新技術両店舗とも店舗面積が狭く、顧客の望む撮影や撮影提案に十分応えられなかった。
  • 人手・技能本店とSC店の役割が明確でなく、業務の効率化を図るため両店舗の体制を整えることが急務であった。

やったこと

本店に写真現像処理機と周辺機器、関連ソフトウェアを導入し、特殊な技術を要する加工、製本、大量プリント、大型プリントを本店に集中させた。SC店には店頭受付端末を導入し、メモリーカード、スマートフォン、携帯電話、CDやUSBメモリー、フィルムなど多様なメディアに対応するとともに、即時出力可能な写真プリンターを設置した。SC店の店舗面積のほとんどを撮影スペースに改築し、フラッシュなしで撮影できる「LEDスタジオ」を設けた。

加工機写真現像処理機
その他周辺機器
ソフト関連ソフトウェア
その他店頭受付端末
加工機即時出力可能な写真プリンター

新しい製品・サービス:LEDスタジオを設けた撮影サービス

事業の効果

本店とSC店の役割を明確にしたことで、お客様の幅広いニーズに対応できるようになり、複雑な構成写真や高度な加工技術を要する写真を安定して提供できるようになった。大型プリントや製本を内製化したことで、コストダウン、品質向上、短納期化が実現した。SC店では独自のサービスにより他店との差別化を図り、新規顧客の獲得につなげている。

今後の展望

経営基盤を強化し、将来構想の実現に努めたい。SC店のスタジオスペースを広く確保し、人生の節目を迎えた方々にスタジオまで足を運んでもらえる展開を考えている。将来はスタジオ内に大型ディスプレーを設置し、撮影直後の画像を確認しながら撮影する方法を構築したいと考えている。

  • 目標:本店とSC店の役割分担前は両店舗とも33㎡程度の狭い店舗だった。

事業者の声

自然に撮られたい、いつもと違う感覚で撮られたい

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。