自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
扶桑工機株式会社
成果面粗度 3μm→0.2μm
| 事業者名 | 扶桑工機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 三重県菰野町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 360人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
当社は専用機事業、金型事業、部品事業の3事業を持ち、自動車、電機・電子機器、産業機器の市場向けに製品を供給している。車載用小型モーターは燃費規制の厳格化により、ハイブリッド車や電気自動車などの次世代自動車への搭載が増え、世界的な自動車販売台数の伸びとともに成長が期待される製品である。当社は従来から車載用小型モーター製造用の専用機を手がけてきた。
抱えていた課題
やったこと
車載用小型モーター製造専用機の重要部品を加工するため、最新の高精度高速加工機を導入した。導入機器は機械加工精度を高めることで手仕上げの工数削減を図るものである。導入後、約5か月間の研修で高速・高精度加工技術・技能を習得させ、段取り治具等の改善品を製作した。さらに、設備のソフト・マクロプログラム等のシステム面と、計測技術、罫書き等の加工技術面の教育を実施した。設備据付後、教育成果と設備能力の確認のため実際の加工作業を行い、同時に機械の調整を実施した。
面粗度が向上して加工精度が高まり、大型部品にも対応できるようになって作業性も向上した。加工時間と工程数が大幅に減り、目標の6工程を上回る削減ができた。素材から部品完成までの期間も短縮され、目標の5日を上回った。人材育成では社員に機械加工ノウハウを教育し、高品質で複雑な製品を短納期・低コストで供給する能力が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
オールインワンの理念に基づく製品・組織作りを従来から継続しており、専用機事業の生産性向上として高精度高速加工機導入を位置づけている。
車載用小型モーター市場の成長と燃費規制強化を踏まえ、手仕上げ工程を機械加工で置き換える自社の強みを生かす内容になっている。
加工時間40時間→10時間、18工程→5工程、納品8日→3日など数字で課題と改善効果が示され、実効性が高い。
面粗度3.0→0.2、加工時間40→10時間、納期8→3日など目標と実績が数値で示され、目標超過も記載されている。
約6か月の加工技術研修、教育、据付・試運転を実施し、従業者360名の体制で遂行したことが書かれている。
車載用小型モーターの需要拡大は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は具体性が薄い。
機器発注から研修、据付、加工調整までの順序は書かれているが、中長期の検証や今後の遂行スケジュールは薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
車載用小型モーター製造専用機の加工精度向上という分野で、手仕上げ削減により高水準の品質を目指す点がうかがえる。
自動車産業の成長に触れているが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
工数や時間の削減効果は数字で示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果は書かれていない。
ベテラン技術のノウハウを事業部間で共有する仕組みを目指すとあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は薄い。
次世代自動車向けの市場成長に言及しているが、日本経済の構造転換という観点は明示されていない。
公開情報では判断できません。
車載モーター市場は今後も成長が期待でき、本事業の成果を基に市場シェアの拡大に挑む。今後も社員の加工・製造スキル向上への投資を継続し、ベテラン社員のノウハウを無形資産として事業部間で共有・活用する仕組みの構築を目指す。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件