高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
成果日産生産数 200丁/日→700丁/日
| 所在地 | 兵庫県 兵庫県三木市 |
|---|---|
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 7人 |
肥後守は三木の刃物製造技術で作られ、100年以上にわたり製造を続けてきた製品である。最盛期には三木市に約40軒の工房があったが、現在は当社1軒のみとなっている。近年は品質やデザイン性が評価され、国内だけでなくヨーロッパでも人気が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
粗研磨工程に新たな研磨設備を導入し、鍛造後に断面を大まかにV字型に研いで鋼の刃を出す作業を機械化した。これにより研磨の回数や時間を減らし、不良率を下げた。その結果、熟練職人は鍛造・焼き入れ・研ぎの重要3工程に時間を多く割けるようになった。設備は熟練職人以外でも操作できるため、若年層の採用や育成にもつながった。
新しい製品・サービス:伝統技術を活かし、アパレルメーカーやデザイナーとのコラボレーションによりデザイン性を追求した肥後守や、持ち手を加工した製品を開発している。
粗研磨工程の設備導入により、日産200丁から700丁へと大幅な増産が可能になった。熟練職人が重要3工程に専念できるようになり、生産性と製品の安定性が高まった。生産性が向上したことで新製品開発にも取り組みやすくなり、新規取引の問い合わせに応えられる体制へ近づいた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
100年以上の伝統技術継承と三木の刃物技術を軸に、粗研磨設備導入で熟練職人を重要3工程へ回す計画が既存事業と一貫している。
国内外で評価が高まる一方、8ヵ月待ちで新規注文を断っている状況を踏まえ、小ロット対応や伝統製法を強みとして生かしている。
日産200丁から700丁への増産という課題解決の数値目標を示し、生産性向上が新製品開発や海外販売拡大につながる構造になっている。
日産200丁から700丁への増産目標が示されており、設備導入で粗研磨工程を改善した結果として達成の見込みが記載されている。
熟練職人が重要工程に専念できる体制を構築し、若年層も設備で操作可能になり採用・育成につながったと記載している。
伝統的な製法と品質、近年の国内外での再評価というニーズに基づき、デザイン性を高めた新製品を企画し、アパレルとのコラボも行っている。
粗研磨工程の設備導入から新製品開発へと段階的に進める計画が示されているが、スケジュールの具体性は限定的である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
肥後守は100年以上の伝統製法による刃物で、一般的な普及度は低く、高品質・高付加価値のナイフとして海外でも評価が高まっている。
最盛期40軒から現在1軒となった三木の刃物技術の継承と、新規雇用や若年層の採用につながる点が地域の伝統産業の維持として読み取れる。
生産性向上の効果は示されているが、補助金投入額に対する付加価値額の増加など費用対効果を示す数字は記載されていない。
設備導入による生産工程の改善は示されるが、先端デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は記載が薄い。
公開情報では判断できません。
三木市の伝統的な刃物技術を生かし、地域の製造技術を継承しながら国内外に販路を広げ、若年層の雇用にもつながる地域事業である。
伝統を残しつつ時代に合わせて変化させ、新たな製品開発を進めることで肥後守の魅力をさらに高めていく方針である。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル