ものづくり補助金平成27年度建設業奈良県

既存住宅の性能・資産価値向上を実現する住まいるカルテの新規提供

株式会社創造工舎

この事例のポイント

  • 建物状態の診断は経験や勘に頼る感覚的・抽象的なもので、正確かつ明確な現状把握が難しかった。
  • 国交省のガイドラインに当社独自の項目を加えた「住まいるカルテ」の提供に向けて、測定用機材15種を導入した。
  • 測定用機材の導入により、外注や経験・勘に頼っていた診断項目を明確かつ短時間で測定できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社創造工舎
所在地奈良県 橿原市
業種総合工事業
設立1927年

事業の背景

昭和2年に個人経営の薪炭店として創業し、燃料販売から始めて、その後ガス・石油の普及や台所・水まわりの相談増加を受けて設備関係の事業に進出した。平成5年に法人組織化し、リフォームを本格的に事業化した。数年前からは自社でも住宅診断を行い、その結果に基づく工事を施工して顧客の不安感を軽減してきた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度建物状態の診断は経験や勘に頼る感覚的・抽象的なもので、正確かつ明確な現状把握が難しかった。
  • その他診断を施工業者では行わず外部業者に委託していたため、事前調査の精度や見積価格の適正感に顧客と施工業者の双方が不安やリスクを負い、消費者トラブルに発展するケースも多かった。

やったこと

国交省のガイドラインに当社独自の項目を加えた「住まいるカルテ」の提供に向けて、測定用機材15種を導入した。構造・耐震診断5項目、維持管理診断3項目、空気環境診断4項目、光・視環境診断1項目、騒音などその他の検査2項目を測定できる体制を整えた。導入した機材により、外注や経験・勘に頼っていた診断項目を明確かつ短時間で測定できるようにした。複数地点での同時測定も可能になり、高所・狭所での安全性も確保した。

検査測定測定用機材(15種)

新しい製品・サービス:住まいるカルテ(既存住宅の性能・資産価値を数値化・可視化し、情報を蓄積する住宅診断サービス)

事業の効果

測定用機材の導入により、外注や経験・勘に頼っていた診断項目を明確かつ短時間で測定できるようになった。高所・狭所での安全性も確保された。複数地点での同時測定が可能となり、事業の機動性が向上した。この測定体制を基に、自社案件だけでなく他社案件にも対応する第三者機関としての住宅診断サービスを展開できるようになった。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。