画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
関西化工 株式会社
成果不良率が大幅に低減
| 事業者名 | 関西化工 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 岩出市 |
| 業種 | ゴム製品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 70人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1949年 |
同社は1949年の創業時に薬栓の製造を行っていたが、その後電子部品業界へ進出し、現在はコンデンサーのゴムパッキンに特化した営業展開をしている。販路は主に日系のコンデンサーメーカーである。アルミ電解コンデンサーは、EV・HV車や自動運転車の普及により需要が増加している。
抱えていた課題
やったこと
従来の常圧プレス機では低透過性ゴムパッキンの成形不良品が出て量産できなかったため、低透過性ゴムパッキンに対応できる真空プレス機を導入した。導入により均一な低透過性ゴムパッキンを安定的に製造することが可能になり、不良率が大幅に低減した。新しい配合にも対応でき、以前より安定的に製品を供給できる体制が構築された。
| 加工機 | 真空プレス機 |
|---|
新しい製品・サービス:低透過性ゴムパッキン
真空プレス機の導入により、低透過性ゴムパッキンを均一に安定して製造できるようになり、不良率が大幅に低減した。新しい配合にも対応できるようになり、以前より安定的に製品を供給できる体制が整った。新たな設備を利用した製品の納入も始まり、生産効率も上がってきている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の薬栓製造から電子部品のコンデンサー用ゴムパッキンへ進出した経緯が書かれており、事業の一貫性が読み取れる。
低透過性ゴムの配合技術を強みとし、日系コンデンサーメーカーを主な販路として、他社には作れない製品を開発した点が具体的に読み取れる。
常圧プレス機で成形不良が出て量産できない課題を認識し、真空プレス機導入で不良率の大幅な低減を実現したと書かれている。
不良率の大幅な低減とあるが、高い付加価値創出や賃上げの数値目標は書かれておらず、実現可能性は読み取りにくい。
機械だけでなく人材の確保・育成も必要と書かれ、体制への言及はあるが、具体的な計画は薄い。
低透過性ゴムパッキンの特長と、EV・HV車の普及によるアルミ電解コンデンサー需要の増加という裏付けが具体的に書かれている。
海外販路は中長期で構築したいと書かれているが、スケジュールや遂行方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
他社の追随を許さない低透過性ゴムパッキンで、同分野内で高品質・高付加価値の製品を開発している点が読み取れる。
次世代車の普及に伴うアルミ電解コンデンサー需要増という市場背景は書かれているが、国が補助する波及効果は明示されていない。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果はうかがえる程度。
配合技術の改良はあるが、先端的デジタル技術や新しいビジネスモデルへの言及はわずかにうかがえる程度。
EV・HV車や自動運転車など成長分野の電子部品向けに進出しており、成長市場への進出は読み取れるが、構造転換との関連は明示されていない。
和歌山県内の企業との取引にも触れているが、地域の雇用創出や経済成長への貢献は具体的には書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も需要の増加が期待される低透過性ゴムパッキンを得意先の要望に合わせて安定納入するため、新たな設備投資を積極的に行う必要がある。機械だけでなく人材の確保・育成も同時に進める。海外の自動車メーカーのEV化・自動運転化を見込み、海外の販路も中長期的に構築したい。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%