回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社メイワ
| 事業者名 | 株式会社メイワ |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 紀の川市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,接合・実装 |
| 従業員数 | 150人 |
| 設立 | 1973年 |
1967年(昭和42年)の創業以来、食品・繊維および冷凍・空調業界向けに製品を届けるメーカーである。自動機事業と冷熱事業を会社の柱に、チラーや圧力容器、自動包装機械の開発・設計・製造を行っている。経済産業省の地域未来牽引企業にも選定された。
抱えていた課題
やったこと
列車の空調ユニットに搭載されるSUS製圧力容器を溶接する「SUS容器TIG溶接ロボットシステム」を導入した。このロボットは、これまで手作業で行っていたSUS容器と単品ワークの溶接を自動で行う装置である。TIG溶接で重要な溶接ねらい位置の精度を、ワーク位置検出センサー(タッチセンサー)によって確保する。溶接電流の安定化には、TIG溶接用の倣いセンサー(TIGアークセンサー)を用いる。
SUS製圧力容器の生産能力が向上し、品質も安定した。溶加棒を用いた溶接にも対応でき、認定作業者でなくても安全性と高品質を兼ね備えた製品精度を維持できるようになった。SUS製圧力容器のTIG溶接工程のサイクルタイムは125秒/台削減され、生産能力は20.1%向上した。他部品のTIG溶接加工を年間700〜800時間ほど取り入れられるようになり、外注していた溶接加工を内製化して品質と安全性の付加価値を高めた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1995年製の旧設備の限界から溶接自動化へ進む流れが示され、冷熱事業の既存取組との一貫性が読み取れる。
認定作業者のみで溶接する体制の限界を踏まえ、自社の冷熱器部品製作の技術を活かす方向が読み取れる。
溶接工程のサイクルタイムを125秒/台削減し生産能力20.1%向上を見込み、課題に対する解決が示されている。
生産能力20.1%向上、サイクルタイム125秒/台削減の目標値が示されているが、実績の裏付けは限定的。
素人工によるオペレーションで人材確保できる旨は触れられているが、体制の具体的な記述は薄い。
列車空調ユニットの高い安全性・品質要求に応える点が示され、顧客ニーズと選ばれる理由が整理されている。
導入後の他部品溶接取り込みや内製化の見込みは触れられているが、スケジュールや検証方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
SUS製圧力容器の認定作業者による高品質溶接をロボット化し、高付加価値・高品質水準の製品を目指す点が読み取れる。
地域未来牽引企業に選定された中核企業の取組で、他部品溶接の受注拡大や外注の内製化による波及が示される。
投資額に対する付加価値増加の数値は示されず、年間700〜800時間の加工取り込みと内製化効果のみ触れている。
TIGアークセンサーやワーク位置検出センサーを用いたロボット溶接で、高品質な溶接を自動化する技術が示されている。
自動機事業と冷熱事業を統合し第三の柱の確立と海外進出を目指す方針が示され、構造転換の方向と読み取れる。
地域未来牽引企業として地域経済を担う旨は触れられているが、地域の特性を活かした雇用創出の具体的記述は少ない。
自動機事業と冷熱事業を統合したプロジェクトを発足し、第三の柱となる事業の確立と海外進出を目指す。地球温暖化対策として高効率機器の開発が求められる中、「デジタル化」と「グリーン化」をキーワードに、開発・設計の段階から時代の要求に応える製品づくりに取り組む。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分