回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
妹尾旭工業株式会社
| 事業者名 | 妹尾旭工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 井原市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
創業は1919年の老舗金属加工会社で、1954年に自動車部品のプレス加工を始め、1967年からは農機具部品の生産も行っている。現在は自動車部品と農機具部品の二本柱が基盤となっており、社員は約40人である。近年は集塵排出装置や業務用厨房の油脂回収装置などの環境関連分野の仕事量が増えている。
抱えていた課題
やったこと
厚さ20ミリメートルの鉄板を切断できる最先端の炭酸ガスレーザー加工機を導入した。この加工機により、これまで外部に委託していた環境関連装置の鉄板切断を社内で行えるようになった。さらに、環境関連装置は一部の部品加工だけでなく組立工程まで依頼されることが多いため、従来は行ってこなかった組立も受注することにした。
| 加工機 | 炭酸ガスレーザー加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:環境関連装置の鉄板加工・組立
社内でのスケジュール調整が可能となり、顧客の要望に合わせた納期に対応できるようになった。出力の高い最先端の加工機を使うことで切断箇所のバリが少なくなり、加工後の処理時間も削減できた。こうした内製化により、付加価値の高い環境関連の仕事を受注できるようになり、社内の生産体制も充実した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1954年から自動車部品のプレス加工、1967年から農機具部品を手がけ、一貫工程を強みとしてきた経緯が書かれている。
自動車と農機具の二本柱に加え、10個程度の少量受注や切断から塗装までの一貫体制が強みと具体的に書かれている。
外部委託による納期管理の難しさを課題とし、レーザー加工機導入で社内調整が可能になり納期対応できるようになったと書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
社員約40人で多能工を育成し、クレーン・溶接・プレスなどの資格取得も支援していると書かれている。
環境関連装置の部品加工を新分野として受注している点はうかがえるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは書かれていない。
今後は環境装置に次ぐ新しい分野の仕事を獲得したいとの考えが示されているが、具体的な方法やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
厚さ20ミリメートルの鉄板加工に対応し、プレス加工の10倍の厚さとの比較はあるが、市場における高付加価値化の度合いは書かれていない。
環境関連装置の仕事が増えていることは書かれているが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
レーザー加工機導入でバリ減少や加工後の処理時間削減があったとされるが、補助金投入額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
環境関連分野への進出が書かれているが、日本経済の構造転換への貢献は明示されていない。
岡山県井原市の金属加工業者として、地域での事業は書かれているが、地域特性を活かした経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
環境関連装置に次ぐ新しい分野の仕事も獲得していきたいとしている。自動車だけに依存した経営は厳しくなることが予想されるため、事業の柱を増やす取り組みを進める。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
平成27年1月に新型タレットパンチプレス(タレパン)を1台導入した。
効果:加工可能サイズ(長辺) 1,829mm→2,438mm