自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
中村被服株式会社
成果生産時間を約2割削減できた
| 事業者名 | 中村被服株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 防府市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 123人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1924年 |
大正13年創業の縫製メーカーで、幼稚園・保育園の制服の企画製造販売のほか、中学校や企業・官公庁の制服も扱っている。安価な大量製品はベトナムの協力工場で生産し、中ロットの計画的な生産は国内協力工場で行っていた。少子化が進む一方、個性化や多様性への理解が広がり、園からは特注デザインや個別マーク加工を施したオリジナル制服のニーズが増えている。
抱えていた課題
やったこと
多品種少量生産に対応するため、セル生産ラインを拡大し、「1本針本縫自動糸切りミシン」と「アイロン仕上げ台」を増設した。帽子生産では「エアー式直線式接着プレス機」を導入し、表地と芯地を貼り合わせた状態でパーツ裁断を行えるようにした。オリジナル制服のマーク加工には「転写プリント機」「カッティングプロッター」「熱プレス機」を導入し、加工精度を高めた。
新しい製品・サービス:オリジナル制服(マーク加工を施した特注デザイン制服)
セル生産ラインの拡大により多品種少量生産への対応力が高まり、生産時間は約2割削減された。接着プレス機の導入で裁断作業が1回になり、帽子の縫製は従来の半分の時間でできるようになった。転写プリント機などによる加工精度の向上でオリジナル制服の短納期対応も実現した。少量多品種・短納期の注文が増え、多能工の育成にも役立っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業1924年の縫製メーカーで園児服の企画製造を手がけ、多品種少量生産への対応強化を課題としている点は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
全国4,000園以上との取引実績や、園児募集締切後の短納期・小ロット注文への対応課題が示され、顧客動向と自社の強みを踏まえた内容がうかがえる。
国内協力工場の廃業や担い手高齢化、自社の多品種少量生産の効率化課題を明示し、セル生産導入で生産時間を約2割削減すると具体的に記している。
生産時間の約2割削減や帽子縫製の半分の時間という効果は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員数123名や多能工の育成環境整備に触れているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の詳細は読み取れない。
オリジナル制服の特注デザインや個別マーク加工へのニーズ増加、顧客の幼稚園・保育園が示されるが、選ばれる理由の整理は薄い。
今後の展望として新入社員採用や在宅勤務整備に触れるが、遂行スケジュールや課題解決の方法は具体的に書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
幼稚園制服の分野で全国4,000園以上との取引や保冷ボックスのブランド展開に触れるが、分野の普及度や高付加価値化の水準は示されていない。
衰退する縫製業界での国内生産体制の維持や国内循環の仕組みづくりに言及するが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
生産時間約2割削減や帽子縫製の時間半減など効果は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果は書かれていない。
転写プリント機やカッティングプロッターの導入で加工精度を高め短納期を実現したと書かれ、デジタル機器の活用はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は示されない。
公開情報では判断できません。
山口県防府市の企業である点は示されるが、地域特性を活かした付加価値創出や地域経済成長への寄与は具体的に書かれていない。
自社生産品の製造コストを下げて市場に見合う価格設定を可能にし、国内外で縫製した製品にマーク加工を施して商品価値を高めていく。新入社員の採用を続け、在宅勤務など柔軟な働き方を整えて国内循環の仕組みやネットワークを強化したい。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。