切削加工機械導入による品質・生産効率の向上を通じた独自技術の発展
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
株式会社マルキン
成果生産能力 1倍→1.5倍
| 事業者名 | 株式会社マルキン |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 観音寺市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,測定計測 |
| 従業員数 | 50人 |
| 設立 | 1981年 |
大野原工場では主にさぬきうどんを中心とした乾麺を生産している。近年は一人前で分かりやすい結束商品の需要が急激に伸びている。乾麺業界では個食化が進み、価格競争も激化している。麺の生産力はあったが、計数・投入、包装、検品の3工程は自動化されていなかった。
抱えていた課題
やったこと
結束商品ラインのうち、計数、包装、検品の3工程を機械化した。計数機は人の手を介さずに必要な麺の数を自動で数え、麺を揃えて次工程の包装へ送る。包装機は人の手を介さず自動で包装でき、タッチパネルの操作だけで設定できる。検品機は自動で重量をチェックするため作業員の配置が不要になる。不良品はラインに乗ってもライン外に弾かれる仕組みになっている。
自動化により繁忙期の需要集中に対応できる生産能力が高まり、生産力は従来の約1.5倍になった。手作業による麺カミが減って品質のばらつきが改善され、不良品がライン外に弾かれるため誤出荷の心配もなくなり、不良商品による食品ロスも削減できた。重量チェックの自動化により作業員の配置が不要になり、省人化も進んだ。海外出荷も増え、全国のスーパーなどへ販路を拡大できる見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
乾麺生産の中で結束商品の需要が伸びており、結束ラインの自動化を進めた経緯が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
個食化や一人前の分かりやすさから結束商品が市場に増えているという外部環境は書かれるが、競争優位の具体的な根拠は薄い。
手作業による麺カミや品質バラつきを課題として認識し、機械化で生産能力を約1.5倍に高め、誤出荷や食品ロス削減も示されている。
生産能力を従来の約1.5倍にする目標と、計数・包装・検品の自動化による閑散期の平準化が具体的に書かれている。
FSSC22000認証の取得は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
多様な結束商品ラインナップや全国スーパーへの販路拡大は書かれるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
将来的に計量結束機1台を新設する予定が述べられるが、遂行スケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
結束商品は市場に増えているが、価格競争も激化しており、高付加価値化や高価格化を図る記述は限られる。
海外出荷や全国のスーパーへの販路拡大、業界競争力強化が書かれ、波及効果がわずかにうかがえる。
生産能力1.5倍や食品ロス削減は書かれるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
計数・包装・検品の機械化は書かれるが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルの記述は見当たらない。
公開情報では判断できません。
香川県観音寺市の讃岐うどん産地で乾麺を製造する点はうかがえるが、地域の経済成長や雇用創出への言及は乏しい。
将来的には計量結束機1台を新設導入し、さらなる生産力アップを図る。海外出荷や全国のスーパーへの販路拡大を進め、業界競争力の強化につなげる。
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。