奥能登珠洲「揚げ浜式製塩法」に導入する製塩システム開発と製塩事業
海水を濾過装置に通して高濃度塩水処理を行うことで、限られた日照時間を効果的に利用して乾燥させた。
株式会社国際海洋開発
成果生産性は34%向上した。
| 事業者名 | 株式会社国際海洋開発 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 北九州市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1989年 |
同社は平成元年に設立された海洋調査会社で、水底地形データを取得する調査測量業務を中心に28年の実績がある。海底調査は大手コンサルタント会社が大半を占め、機械が高額なため中小企業は参入しにくい。一方、同社は大学の実績を活かしてNMB測深機を借り受けて調査を行っていたが、レンタルではコストが高くなっていた。
抱えていた課題
やったこと
超小型ナローマルチビーム測深機(NMB測深機)を購入した。購入した最新モデルは従来モデル比で大きさが1/50、重量が1/5に小型化され、人の手で運べるサイズになった。小型船舶への搭載が可能となり、試運転に成功した。ダムや河川などの狭い水域での測量テストとして、面積約0.5平方キロメートルの調整池でNMB測深機の試運転を実施した。購入したNMB測深機は600メートルの深さまで測ることができる。
| 検査測定 | 超小型ナローマルチビーム測深機(NMB測深機) |
|---|
新しい製品・サービス:超小型ナローマルチビーム測深機(NMB測深機)
NMB測深機の導入により、レンタルに比べて人件費を抑制でき、実施工期を短縮できた。その結果、生産性は34%向上した。小型化により、大型だった従来モデルでは困難だったダム湖や調整池での調査も実施可能となり、小規模なフィールドでの測量ニーズに対応できるようになった。大手や同業他社では受け付けてもらえないような案件にも低価格で対応できる体制が整い、ビジネスチャンスが広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大学でのNMB測深機の経験と海底調査受託体制の構築が書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
大手や同業他社が受けない狭い水域の案件に対応でき、レンタルより低価格で実現できる体制と述べられ、強みと外部環境の関係が具体的に読み取れる。
レンタル費用が利益を圧迫していた課題に対し、購入で人件費を抑え実施工期を短縮し生産性34%向上という具体的効果が示されている。
生産性34%向上という数字は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の根拠は一部にとどまる。
丹専務が水路士の知識を持つ技術者を担い、人材の確保と教育に力を入れると述べるが、従業員は7人で体制の具体は薄い。
狭い水域やダム湖での測量ニーズに対応できる点と、大手が受けない案件を開拓できる点が示され、ターゲットと選ばれる理由が読み取れる。
今後は測量距離の拡大、海底天然資源探査への拡張、大学との連携強化が述べられるが、スケジュールや課題解決方法は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
従来は大手コンサルのみ参入できた海底調査で、超小型NMB測深機により中小が参入する点が示され、市場の高付加価値化がうかがえる。
防波堤や風力発電、ダム・河川の安全性確保と国の海のジパング計画やスマートインフラ整備に関連づけて公的な必要性が語られている。
生産性34%向上や人件費抑制の効果は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
超小型NMB測深機と無線遠隔操縦の小型船舶による高精度深浅測量というデジタル技術の活用が具体的に示されている。
国のスマートインフラ事業や海底資源探査への進出が述べられ、成長分野への展開は読み取れるが、構造転換への言及は薄い。
福岡県北九州市の地域企業として海底調査を手掛けるが、地域経済への波及や雇用創出の具体的な記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国はスマートインフラ事業と海底資源探査の新技術開発を進めており、今後の国の方針から市場は拡大すると考えている。大学などとの連携を強化して新しい測量技術の開発に挑戦し、測量距離を伸ばして海底天然資源探査の研究開発へ拡張する。近い将来には海外事業展開も視野に入れている。
「26年度に水の中を測る機械を大学と共同で、シングルビームを小型化したものを乗せて、無人で水の中を測ることができる機械を開発した経緯があり、そうした実績も評価されたのだろう」
公式の事例集より(原文のまま)
海水を濾過装置に通して高濃度塩水処理を行うことで、限られた日照時間を効果的に利用して乾燥させた。
ものづくり補助金を活用してドローンとレーザースキャナを導入した。
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。