新たな加熱装置の導入による大型構造物溶接部熱処理の受注獲得・競争力強化事業
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
有限会社七條プラスチックス
成果加工前のデータ変換作業が10~30分短縮
| 事業者名 | 有限会社七條プラスチックス |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 粕屋郡志免町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1986年 |
有限会社七條プラスチックスは昭和60年にプラスチック加工業として創業し、機械部品、医療理化機器関係の部品やカバーなど幅広い分野に対応する総合加工会社へ成長した。商業施設の看板やサイン等では、変形カットや抜き文字、彫刻、細かい切り込みなどの高度化と短納期化、LEDは導光板加工やアルミ複合板など新素材への対応が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
樹脂専用のレーザー加工機(1500×2000の大型)を導入した。このレーザー加工機で厚さ30mmまでのアクリルの加工が可能になった。レーザー加工により、NCルーターでのアクリル加工を外すことができた。加工前のデータ変換作業は10~30分短縮され、カットスピードは既存のNCルーターより速くなった。写真データからの細工も可能になった。
| 加工機 | 樹脂専用レーザー加工機 |
|---|
NCルーターからアクリル加工を外したことでNCルーターの加工に余裕が生まれ、作業環境が良くなり、NCルーター後の工程の待ち時間が減った。カンナやバフ研磨が不要になり、作業効率と作業環境が向上した。業績は2桁で伸びているにもかかわらず残業が減り、従業員満足度と定着率も高まった。問合せや加工の依頼が増え、取引先も拡大している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
NCルーターでの加工を強みとしてきたことや、顧客要望に応えて事業を広げてきた経緯はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
他社が真似できない仕事を追求し、断られがちな加工にも挑戦すると書かれており、競争優位の方向性は読み取れるが、市場動向との関係は具体的でない。
NCルーター工程が飽和していた課題を挙げ、レーザー加工機で解決し取引先が拡大したとあるが、高付加価値化の具体的な数値は示されていない。
業績は2桁で伸びていると書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
社長のチャレンジ精神や従業員満足度への言及はあるが、人材や事務処理体制の具体的な記述は少ない。
厚さ30mmまでのアクリル加工、データ変換10~30分短縮、大型1500×2000の加工など、加工能力と顧客ニーズへの対応が具体的に書かれている。
導入後の効果は述べられているが、今後の遂行スケジュールや課題解決方法の具体的な記述はほぼない。
公開されている事例からは読み取れません。
アクリルの変形カットや微細加工の需要が高まっていると述べられ、高難度加工への対応が強調されているが、普及度の数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
残業の減少や作業環境の改善など効果は述べられるが、補助金額に対する費用対効果を示す数字はない。
写真データからの細工など加工レベルの向上は書かれているが、地域やサプライチェーン全体への貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地元粕屋郡での事業と雇用の定着率向上がうかがえるが、地域経済への波及効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はさらに新しい分野に挑戦し、差別化を図っていく考えだ。
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
高速加工が可能な高精度マシニングセンターを導入し、CAD/CAMシステムと連動させた生産体制を構築して工程全体のリードタイム短縮を図った。
効果:主軸回転速度が4倍以上となった。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。