高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
有限会社吉原工業所
成果測定精度(最小測定単位) 0.01mm→0.0001mm
| 事業者名 | 有限会社吉原工業所 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 西彼杵郡時津町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1988年 |
三菱電機の電動機(モーター等)の製造を中心に行っている。納期の確約とNC旋盤やマシニングセンター等の最新設備による高品質加工を強みとし、溶接機も備えて付随加工や難削材(ステンレス鋼、クロモリ鋼等)の加工でも高い評価を得ている。勤続年数の長い従業員が多く、その技術力も強みである。
抱えていた課題
やったこと
補助金で「三次元測定機」を導入し、これまでの定盤とハンドツールによる測定を置き換えた。三次元測定機により、測定精度は従来の1/100mmから1/10000mmまで向上した。高度な測定スキルが不要になり、作業時間が大幅に短縮され、作業員の疲労軽減や人為的誤差の解消につながった。付属のプリンターで測定後すぐにデータを印刷できるようになり、データのデジタル化と顧客への提出に対応できるようになった。
三次元測定機の導入により、測定精度が1/100mmから1/10000mmへ大きく向上した。作業時間が大幅に短縮され、高度なスキルがなくても測定できるようになり、作業員の疲労も軽減された。人為的誤差がなくなり、測定後すぐにデータを印刷できるようになったことで、より精度の高い製品をより早く提供できるようになり、顧客からの信頼が高まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去の取組との一貫性は読み取れず、測定方法の刷新が課題解決として書かれているのみで、経営戦略上の位置付けは明記されていません。
強みとして納期確約や高品質加工、熟練工の技術力が挙げられているが、市場・顧客動向との関係の分析は書かれていません。
手作業測定の精度限界や時間・データ提出の課題を認識し、三次元測定機で1/100mmから1/10000mmへ向上し作業時間が大幅短縮したと具体的に書かれています。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、精度向上と信頼度向上が述べられるにとどまります。
熟練工の技術力や勤続の長い従業員が多いことは書かれているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は薄いです。
顧客から加工データ提出を求められる点や信頼度向上は書かれているが、ターゲットやニーズの裏付けは整理されていません。
今後は新しい機械の購入を視野に入れ半導体の受注を増やしたいとあるが、スケジュールや遂行方法は明確ではありません。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
半導体分野への展開は触れられているが、三次元測定機の普及度や高付加価値化の水準については書かれていません。
半導体受注増への言及はあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていません。
作業時間の大幅短縮や精度向上の効果は書かれているが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていません。
CAD・CAM連動によるデジタル化とデータ出力に触れているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていません。
半導体分野への進出が述べられており、構造転換への関与がうかがえるが、具体的な市場成長の根拠は示されていません。
西彼杵郡時津町の地域企業であることはうかがえるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長への言及は書かれていません。
精度の高い検査体制が整ったことを受け、今後は新しい機械の購入も視野に入れながら、半導体の受注を増やしていきたいと考えている。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分