プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
| 所在地 | 長崎県 南島原市 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,製造環境 |
| 従業員数 | 3人 |
| 設立 | 1993年 |
歴史と技術に定評のある島原手延べ素麺の製造業者の1社として、高品質な製品を供給してきた。しかし安価品の台頭などで平成15年頃をピークに需要は減少傾向となった。代表は素麺に代わる新たな麺製品の開発の必要性を感じ、素麺の製造を続けながら新製品の開発に着手した。
抱えていた課題
やったこと
麺全体に螺旋状の「ヨリ」をかけた「よりかけ麺」の量産体制を構築するため、製造機械を導入した。螺旋形状に対応する機械をメーカーと検討し、当初の回転機能付中空ガイド管だけでは最適な捻じり形状を維持できなかったため、受けるタライも同時に回転させて安定した捻じり形状の維持に成功し、生産性も向上させた。麺の切断ではダイヤモンドカッター刃を用いた切断機に回転速度を調節する機能を付加し、割れの少ない長さの揃った麺を安定的にカットできるようにした。使用する小麦粉は大手メーカーと協力して約20パターンのブレンド試作を行い最適なものを選定した。さらに螺旋形状の乾麺や製造装置、量産対応装置について実用新案登録を進め、平成28年4月に「よりかけ」を商標登録した。
新しい製品・サービス:よりかけ麺
長崎アンテナショップ「日本橋長崎館」や「アミュプラザ長崎」での取り扱いが始まった。テレビ番組や雑誌で紹介され、平成29年3月には第48回長崎県特産品新作展で優秀賞を受賞するなど知名度が高まった。楽天市場内で「よりかけ麺」の検索履歴が多かったことから出店の打診を複数回受け、現在出店に向けて最終調整に入っている。また商社との商談も進めている。生産性も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
素麺製造の傍ら平成15年頃から新麺開発に着手し、手延べ素麺の技術を活かした経緯が読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
素麺需要が平成15年頃をピークに減少し安価品が台頭したことが書かれ、外部環境は読み取れるが、競争優位の定量的な裏付けは薄い。
素麺需要減少という課題を認識し、ヨリをかけた新麺で量産体制を構築する計画が具体的に書かれ、高付加価値化の方向性が読み取れる。
公開情報では判断できません。
代表の開発経緯や機械メーカーとの協議、実用新案・商標登録の記述はあるが、従業員3名の体制と事務処理能力の詳細は薄い。
茹でてもヨリを維持しスープやソースが絡む特徴と国産小麦100%の食感が明示され、顧客や選ばれる理由が読み取れる。
機械の試行錯誤や量産対応の流れは書かれているが、中長期のスケジュールや今後の課題解決方法の記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
素麺の業界では見られない螺旋状ヨリをかけた新麺で、商標登録や実用新案登録を行い、独自ブランドとして確立している。
島原手延べ素麺業界の下降線を背景に、新たな麺製品の開発と販路拡大で地域産業を支える姿が読み取れるが、雇用や波及効果の数値は薄い。
機械導入の投入額や付加価値額の増加に関する数値は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度。
デジタル技術の活用やサプライチェーン全体への貢献は書かれておらず、製造機械の導入にとどまるためわずかにうかがえる。
公開情報では判断できません。
島原の手延べ素麺の技術を活かした新麺で、長崎県特産品新作展優秀賞や百貨店・アンテナショップでの取扱いが具体的に書かれ、地域特性の活用が読み取れる。
楽天市場への出店に向けて最終調整中であり、商社との商談も進めている。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分