サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
田中工機株式会社
成果箱型部品の作成時間 30分→20分
| 事業者名 | 田中工機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 大村市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | デザイン,精密加工 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
1949年(昭和24年)に鍛造刃物の製作会社として創業し、その後大手メーカーのOEMで農機具製作を始めた。独自の技術力を蓄積して自社製品の開発に着手し、じゃがいもやたまねぎ生産の小規模農家向けの小型農業機械を製造販売してきた。現在は大農家向けの自走式中型農業機械「アガール」の市場反応が良く、大手メーカーやユーザーから安定供給を強く要望されている。
抱えていた課題
やったこと
最新式のタレパン・レーザー加工複合機として、村田機械製のレーザーパンチ複合機「IM2558HL」を導入した。金型がなくても部品成型ができ、多品種少量生産・短納期・コスト削減を実現するための設備である。箱型部品を実際に製作し、従来の製作方法と比較して優位性を明らかにした。樹脂材料の切断加工実験を行い、被加工面の表面粗さが最小となる最適な加工条件を決定した。これにより、これまで外注していた樹脂材料の加工を内製化し、コスト削減と短納期への対応ができるようになった。
最新モデル設備の導入により、図面からのプレス加工でコストダウンが図れ、生産コストが10%削減された。納期も10%短縮され、リードタイムが短縮できて生産能力が向上した。掴み換えが不要になったことで加工精度は±0.1mm以内となった。異種材料である金属と樹脂材料に対応できるようになり、成果を上げた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
昭和24年の鍛造刃物製作からの創業と、OEM後に自社製品開発へ進んだ経緯が書かれ、農機製造の一貫性がうかがえる。
大農家向け自走式機の市場反応が良く安定供給を強く要望されたとあり、強みは読み取れるが市場データは示されていない。
外注の内製化と生産能力向上を課題として認識し、タレパン導入でリードタイム短縮を図るとあるが、高付加価値化の具体的計画は薄い。
生産コスト10%削減、納期10%短縮、加工精度±0.1mm以内など具体的な目標と実績の数値が示されている。
従業員数24名や設立年月は記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は見当たらない。
アガールは高齢化する産地でニーズが高いと示され、顧客ターゲットは読み取れるが選ばれる理由の整理は薄い。
樹脂材の切断条件を実験で決定し、箱型部品で従来30分を20分に短縮する比較検証を行った手順が具体的に書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
多品種少量の高精度加工で、箱型部品作成時間を30分から20分へ短縮し異種材料に対応する高水準の加工を図っている。
高齢化する農家の作業負担軽減や産地のニーズに応えるとあり、地域農業への貢献はうかがえるが波及効果の定量は薄い。
生産コスト10%削減や納期10%短縮など、投入設備に対する効果が数値で示され費用対効果が読み取れる。
レーザーパンチ複合機の導入は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
高齢化が進む農業分野で省力化機械を提供するとあり、成長分野への進出がわずかにうかがえる。
大村市の農機メーカーとして小規模農家向け製品を展開し地域の農業を支えるが、地域経済への波及の記述は限定的。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。