ものづくり補助金平成27年度製造業宮崎県

多軸制御技術による難削素材への高能率切削加工システムの確立

株式会社金城精機

成果製造時間を48%短縮

この事例のポイント

  • 新たな取引先から依頼された難削素材のスパイラル部品を、従来の方法では製造できなかった。
  • 高能率な切削加工を実現するため、最新のマシニングセンタを導入し、高能率切削加工システムを確立した。
  • 製造時間を48%短縮。マシニングセンタを活用した高能率切削加工システムにより、難削素材の加工を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社金城精機
所在地宮崎県
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数8人
資本金800万円
設立2007年

事業の背景

同社は機械部品や各種ギアなどを、メーカーの標準部品では対応できない形状でオーダー加工している。数年前からオーダーが増えており、その中心が混合・撹拌装置に使われるスパイラル部品である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術新たな取引先から依頼された難削素材のスパイラル部品を、従来の方法では製造できなかった。
  • コスト・採算スパイラル部品の短納期化とコストダウンを実現する必要があった。

やったこと

高能率な切削加工を実現するため、最新のマシニングセンタを導入し、高能率切削加工システムを確立した。難削素材をものともしない加工ラインを構築した。

加工機マシニングセンタ

事業の効果

  • 製造時間を48%短縮
  • コストを82%ダウン

マシニングセンタを活用した高能率切削加工システムにより、難削素材の加工を実現した。製造時間とコストを大幅に削減し、短納期化とコストダウンを果たした。これにより新規受注を獲得するとともに、同業他社との差別化を図ることができた。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.2 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性2

    数年前からスパイラル部品のオーダーが増えたとあり、過去の受注の広がりはうかがえるが、経営戦略上の位置付けは読み取れない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    新規受注の獲得と同業他社との差別化が目的と書かれ、難削素材の加工で競争優位を狙う姿勢は読めるが、市場動向の分析は示されていない。

  • 課題の認識と解決4

    短納期化とコストダウンの課題に対し、製造時間を82%短縮、コストを48%削減したと具体的な数字で解決の方向が示されている。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標4

    製造時間82%短縮、コスト48%削減という数値目標の達成結果が示されており、付加価値向上の実現性は具体的に読み取れる。

  • 事業を進める体制1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    取引先から依頼された難削素材のスパイラル部品という顧客ニーズは示されるが、選ばれる理由の整理は薄い。

  • 事業化までの道筋2

    高能率切削加工システムを確立したとあるが、中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    難削素材を扱う高能率加工ラインを構築したとあるが、分野の普及度や高価格化の程度は読み取れない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果3

    製造時間82%短縮、コスト48%削減という効果は示されるが、補助金投入額との比較は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献2

    マシニングセンタを活用した切削加工システムの導入は読めるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。

政策面20%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。