ものづくり補助金平成27年度製造業宮崎県

高剛性マシニングセンタを活用した高効率生産による販路拡大事業

有限会社谷山機械製作所

成果製品1つあたりの加工時間 4.5時間→1.9時間

この事例のポイント

  • 高い技術力を持ちながら生産性とコストの面に課題を抱えていた。
  • 高剛性マシニングセンタを導入し、高能率切削加工技術を確立した。
  • 製品1つあたりの加工時間 4.5時間→1.9時間。製品1つあたりの加工時間が4.5時間から1.9時間に短縮された。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社谷山機械製作所
所在地宮崎県 宮崎市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数7人
資本金300万円
設立1986年

事業の背景

高い技術力を持つ一方で、生産性とコスト面に課題を抱えていた。大手メーカーからの受注獲得が求められていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力高い技術力を持ちながら生産性とコストの面に課題を抱えていた。
  • コスト・採算加工の効率が上がらず、コスト面でも課題があった。

やったこと

高剛性マシニングセンタを導入し、高能率切削加工技術を確立した。チタンなど難削材の部品加工も可能になった。工具交換が自動化され、段取りにかかる時間が30分の1になった。1人で2人台の機械を担当できるようになり、従業員の成長にもつながった。

事業の効果

  • 製品1つあたりの加工時間 4.5時間→1.9時間
  • 製造時間が約9%短縮

製品1つあたりの加工時間が4.5時間から1.9時間に短縮された。工具交換が自動化されて交換時間がほぼ不要になり、リードタイムが大幅に短縮して受注競争力が強化された。1人で2人台の機械を担当できるようになり、従業員の成長にもつながった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません

観点の平均2.9 / 514観点のうち12観点で評価

出典:公募要領 p.44(審査項目)

この事例が強かった観点

  • 4
    課題の認識と解決生産性とコスト面の課題を認識し、マシニングセンタ導入で4.5時間が1.9時間に短縮と具体的な成果が示されている。
  • 4
    付加価値・賃上げの目標加工時間が4.5時間から1.9時間に短縮、工具交換時間が30分の1と数字で示されており、実績ベースで目標の実現性がうかがえる。

伸びしろがあった観点

  • 2
    事業化までの道筋今後の展望として人材育成によるさらなる生産性向上が述べられるが、スケジュールや課題解決の方法は明示されていない。
経営戦略との整合性3.3
  • これまでの取組との一貫性3

    加工時間短縮や受注競争力強化は読み取れるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは記載が薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    大手メーカーからの受注獲得やリードタイム短縮が書かれ、受注競争力強化とあるが、市場動向との関係は具体的でない。

  • 課題の認識と解決4

    生産性とコスト面の課題を認識し、マシニングセンタ導入で4.5時間が1.9時間に短縮と具体的な成果が示されている。

事業の実現可能性3.0
  • 付加価値・賃上げの目標4

    加工時間が4.5時間から1.9時間に短縮、工具交換時間が30分の1と数字で示されており、実績ベースで目標の実現性がうかがえる。

  • 事業を進める体制3

    従業員7名の体制と、人を育てて対応範囲を広げる方針が書かれているが、事務処理や遂行体制の詳細は乏しい。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    チタンなど難削材加工が可能とあり、大手メーカーからの受注という選ばれる理由が読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。

  • 事業化までの道筋2

    今後の展望として人材育成によるさらなる生産性向上が述べられるが、スケジュールや課題解決の方法は明示されていない。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性3.0
  • 新しさ・高付加価値3

    チタンなど難削材加工や高精度部品の加工が特徴として書かれるが、分野の普及度との比較は示されていない。

公的補助の必要性2.5
  • 波及効果・雇用ー

    公開情報では判断できません。

  • 費用対効果3

    製造時間の短縮や加工時間の大幅減が示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献2

    工具交換の自動化など機械導入は読み取れるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は記載がない。

政策面2.0
  • 成長分野への進出ー

    公開情報では判断できません。

  • 地域経済への波及2

    宮崎県宮崎市の地域企業であることはうかがえるが、地域特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。

今後の展望

機械は揃ったので、今後はどんな仕事にも対応できるように人を育てていき、さらに生産性を上げていきたい。

事業者の声

ただ形づくるだけがものづくりではありません。どうやってつくるのかまで考えて、必要であれば形にするための道具から製作する。そうやって図面を実現させるのがものづくりの楽しさであり、やりがいです。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。