ものづくり補助金平成27年度サービス業(他に分類されないもの)宮崎県

解梱機、ラベル剥離機導入により品質向上、顧客信用と受注拡大の実現

株式会社井上商店

成果処理量 800kg/日→960kg/日

この事例のポイント

  • ペットボトル再商品化事業において、処理量が限られていた。
  • ペットボトル再商品化事業の生産ラインを自動化した。
  • 処理量 800kg/日→960kg/日。開梱機とラベル剥離機の導入により、1日の処理量が800kgから20%上昇した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社井上商店
所在地宮崎県 宮崎県児湯郡高鍋町
業種廃棄物処理業
技術分野材料製造プロセス
従業員数80人
資本金2,467万円
設立1974年

事業の背景

株式会社井上商店は金属、自動車、容器包装、古紙など、あらゆるリサイクル事業を展開している。ペットボトル再商品化事業では、ペットボトルの塊を開梱機に投入し、ラベル剥離機、粉砕機へと自動で流す工程をとっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力ペットボトル再商品化事業において、処理量が限られていた。
  • 人手・技能作業に人手がかかり、人を他の作業に回せなかった。

やったこと

ペットボトル再商品化事業の生産ラインを自動化した。ペットボトルの塊を開梱機に投入すると、ラベル剥離機、粉砕機へと自動で流れていく仕組みとした。

  • 加工機開梱機ラベル剥離機粉砕機

事業の効果

  • 処理量 800kg/日→960kg/日

開梱機とラベル剥離機の導入により、1日の処理量が800kgから20%上昇した。人を他の作業に回せるようになり、会社全体の作業効率も大幅に上がった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません

観点の平均2.6 / 514観点のうち13観点で評価

出典:公募要領 p.44(審査項目)

この事例が強かった観点

  • 4
    課題の認識と解決ペットボトル再商品化事業の課題を自動化で解決し、1日800kgの処理量が20%上昇したと具体的な数字で示されている。
  • 4
    付加価値・賃上げの目標処理量が1日800kgから20%上昇したと実績で示され、会社全体の作業効率も上がったと記載がある。賃上げ目標は書かれていない。

伸びしろがあった観点

  • 2
    事業を進める体制事業の実施体制や人材、事務処理能力についての記述はなく、わずかに人員を他の作業に回せたとうかがえる程度。
経営戦略との整合性3.5
  • これまでの取組との一貫性3

    循環型社会への貢献を掲げ、ペットボトル再商品化事業の課題解決として生産ラインを自動化したと書かれており、事業との関係はうかがえる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性ー

    公開情報では判断できません。

  • 課題の認識と解決4

    ペットボトル再商品化事業の課題を自動化で解決し、1日800kgの処理量が20%上昇したと具体的な数字で示されている。

事業の実現可能性2.8
  • 付加価値・賃上げの目標4

    処理量が1日800kgから20%上昇したと実績で示され、会社全体の作業効率も上がったと記載がある。賃上げ目標は書かれていない。

  • 事業を進める体制2

    事業の実施体制や人材、事務処理能力についての記述はなく、わずかに人員を他の作業に回せたとうかがえる程度。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    ペットフレークが再びペットボトルや容器・衣類の原料になると書かれ、製品の用途は読み取れるが顧客や選ばれる理由は薄い。

  • 事業化までの道筋2

    今後は処理量を増やして社会貢献したいという方向性はあるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性2.0
  • 新しさ・高付加価値2

    ペットボトル再商品化は一般的なリサイクル事業であり、高付加価値化や高価格化を図る記述はわずかにうかがえる程度。

公的補助の必要性2.3
  • 波及効果・雇用3

    循環型社会やSDGsへの貢献が強調されており、社会的意義は読み取れるが、経済波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。

  • 費用対効果2

    処理量20%上昇や会社全体の作業効率向上がうかがえるが、補助金投入額との費用対効果は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献2

    生産ラインの自動化は行われたが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の具体的記述は少ない。

政策面2.0
  • 成長分野への進出2

    循環型社会の形成に関わる事業だと書かれており、構造転換への関わりがわずかにうかがえる。

  • 地域経済への波及2

    宮崎県児湯郡の企業であることは読み取れるが、地域特性を活かした付加価値創出や雇用の記述は薄い。

今後の展望

今後はさらに処理量を増やして、循環型社会に貢献していきたいと考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。