高精度両頭フライス盤導入による生産能力拡大と顧客ニーズ対応
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
株式会社藤田ワークス
成果稼働時間単位の生産個数 29個/時間・台→47個/時間・台
| 事業者名 | 株式会社藤田ワークス |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 霧島市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 113人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1990年 |
当社は板金加工で月産個数10万個を超え、受注件数は1万件を超える。ロット個数は平均10個の多品種少量型の生産形態である。今後の業界変化や、新規業界である航空産業への参入により、新規品への対応が重要になっていた。
抱えていた課題
やったこと
IoT技術の分析を利用したBendCAM(曲げ用CAM)と、ネットワーク設備であるTruBend5085曲げ機を導入した。BendCAMにより加工機ごとのプログラム作成が容易となり、曲げ設備群の外段取り化を可能にした。新製品の立ち上げ時のテスト加工もBendCAMによる分析で短時間の検証が可能となった。これらの効果から、生産プロセスにおける短納期対応型工程の確立を図った。
加工機ごとのプログラム作成が容易になり、加工機を止めずに段取りできるようになった。稼働時間単位の生産個数が改善された。加工製品の展開図を事前にシミュレーションできるようになり、加工中のミスが減少した。新製品の立ち上げ時の検証も短時間で行えるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
板金加工で月産10万個・受注1万件超、航空産業への新規参入という課題が書かれ、事業の流れは読めるが、戦略上の位置付けの明示は薄い。
多品種少量型で平均ロット10個、精密板金の先駆者という記述はあるが、市場動向と自社の強み・弱みの分析は示されていない。
新製品の納期対応や繰り返し品の波動性による生産性低下を課題として明示し、2017年度の稼働時間単位生産個数47個(前年29個)で改善も示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。生産性は改善実績として記載されるが、今後の目標値は示されていない。
公開情報では判断できません。
精密板金の先駆者として顧客が求める価値を掲げるが、ターゲットや選ばれる理由の具体的な整理は読み取れない。
BendCAM導入やCAMシミュレーションによる加工ミス30%削減など取組の内容は示されるが、中長期のスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
難易度の高い人手による板金加工技術に強みがあるとされ、高付加価値の加工を重視する方針が書かれている。
航空産業への参入や新規雇用への言及はわずかにうかがえるが、国が補助する波及効果の具体的な説明はない。
稼働時間単位の生産個数が29個から47個に改善、加工ミス30%削減と効果は数字で示されるが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
IoT技術を用いたBendCAMとネットワーク型曲げ機の導入により、加工データの共有や同一メーカー設備のネットワーク化を進める方向が具体的に書かれている。
航空産業への参入というわずかな分野進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への貢献は書かれていない。
鹿児島県の地域拠点で事業を営むことは示されるが、地域の特性を活かした経済成長への貢献は具体的に書かれていない。
設備のネットワーク化は同一メーカーの設備を対象とする流れへ加速する傾向にある。CAMシミュレーションにより難易度の高い製品の加工ミスは減少傾向にある。今後は設計段階で曲げデータの完成度を高める取組みを、設備メーカーと共に加速させたいとしている。
Good(そこそこ良い)ではなく、Great(偉大)な存在になること。「藤田ワークスで良かった」ではなく、「藤田ワークスしかない」と思われること。それこそが、私たちの目指すべき到達点です。
公式の事例集より(原文のまま)
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡