回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ボタニカルファクトリー
成果全社売上高 850万円→2,000万円
| 事業者名 | 株式会社ボタニカルファクトリー |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 南大隅町 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 990万円 |
| 設立 | 2016年 |
化粧品の品質において「芳香」分野のウエイトが高い。銅製アランビック蒸留器では、かすかな金属臭(焦げ臭)が入った精油が抽出されてしまい、高品質製品に使用できなかった。
抱えていた課題
やったこと
特注常圧蒸留器を導入し、テスト加工により有効性を確認した。蒸留器は事前にメーカーと性能・仕様を十分協議し、小型の実験器で確認したうえで導入した。テスト加工の結果、芳香成分(精油)と植物の有効成分を含む蒸留水を効率的に抽出できることを確認した。あわせて、製造時に生じていたわずかな金属臭を取り除けることも確認した。
| その他 | 特注常圧蒸留器 |
|---|
設備の導入により、金属臭のない高品質な蒸留水と精油(芳香成分)が抽出できるようになった。仕上げ時間が1時間短縮され、ガスの使用量も削減できた。最初の自社商品「ボタニカノン」が東京、大阪などの百貨店で好評を博し、全社売上高も急増した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業3年目で独自処方のナチュラルコスメ製造を事業の柱にしていることは読めるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けまでは具体的に書かれていない。
「ボタニカノン」が2016年かごしま新特産品コンクールで奨励賞を受賞し、東京・大阪の百貨店催事に出展して好評を得た点が書かれ、強みの裏付けが読める。
金属臭による高品質化の課題を特注常圧蒸留器で解決し、売上は平成29年2月期850万円から同30年2月期2千万円に急増したと具体的に書かれている。
今期の黒字化を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの目標数値は書かれておらず、実現可能性を判断する数値が読み取れない。
従業員9名で製造現場・人材・ネット販売などを周到に準備していると審査コメントにあるが、体制の具体的な内容は薄い。
地産原料と天然由来成分100%、ケミカル・フリーという特徴と、都市部の環境意識が高い主婦層から高評価を受けた点が書かれている。
東京・大阪の催事販売や受託製造、大型製窯などの導入予定は書かれているが、スケジュールや課題の解決方法の詳細は薄い。
今後の資金調達に向けて金融機関と良好な関係を維持することが求められると書かれているが、財務状況や調達見込みの数値は示されていない。
オーガニック化粧品の需要増加や、焦げ臭のない精油抽出という差別化は読めるが、市場の普及度を示す数値は書かれていない。
大隅半島の地産原料利用や創業者出身地の南大隅町での地域貢献が挙げられているが、雇用創出や経済波及の規模は書かれていない。
蒸留器導入で仕上げ時間が3~5時間から1時間短縮しガスの使用量も削減できたと書かれ、効率化の効果は読めるが投入額との比較はない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
大隅半島の地産原料と南大隅町の地域貢献が事業の柱になっており、地域の特性を活かした事業であることが読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
東京、大阪の百貨店催事販売を中心に、高級路線の「ディライト」シリーズを積極的に販売していく。上海からの受託製造の注文を確実にこなし、今期の黒字化を目指す。そのためには製造能力増強が必要となるため、大型の製造窯、攪拌用自動ミキサー、ロット印刷プリンターを導入する予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg