回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社サンワ技研
| 事業者名 | 有限会社サンワ技研 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 曽於市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2005年 |
平成17年の創業以来、平面研削を主体に営業に取り組んできた。受注が大幅に増加し、現在の生産体制では新規製品の受注ができないばかりでなく、技術者の技術力向上の弊害となる懸念があった。
抱えていた課題
やったこと
NC平面研削盤に代わりCNC成形研削盤を導入し、加工技術の底上げと高い精度の維持を図った。これまで平面研削盤で砥石の成型に時間がかかり技術者の拘束時間が長かった工程を、CNC成形研削盤の導入によって圧縮できるようにした。自動車用電装部品の生産効率の向上も確認された。
| 加工機 | CNC成形研削盤 |
|---|
新しい製品・サービス:ハーネス用刃型など新規製品の受注を可能にすること。
経験を要するアナログ機械からデジタル化を図ったことで、専門学校卒ではない新卒も採用できるようになった。自動化により生産性が向上し、24時間無人での連続操業による短納期対応が可能になった。同業者や発注者から安心して仕事を任される会社としての評価を得られるようになった。知識の共有化も進み、問題解決が早期に的確にできるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去のH25・H26年度ものづくり補助金による設備導入の延長として、生産体制の効率化を位置づけている。一貫性は読めるが具体性は薄い。
自動車用電装部品の生産効率向上や超高精度製品の受注といった強みの一端はうかがえるが、市場動向との関係は書かれていない。
技術者の砥石成形の拘束時間が長いという課題を示し、CNC成形研削盤で拘束時間を圧縮し生産効率が大幅に向上したと確認されたと記載している。
増収増益化を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字は示されていない。
導入に当たり事業方針・計画、人材の充て方を練り上げたと書かれ、研修会による知識共有も記載されている。体制の具体性は薄い。
顧客を囲い込み、同業者や発注者から安心して仕事を任される会社として評価されたとあるが、ターゲットやニーズの裏付けは書かれていない。
多能工化や事業承継を今後の取り組みとして挙げているが、スケジュールや課題解決方法までは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高精度製品の受注を強みとして挙げているが、分野の普及度や高付加価値化の水準は示されていない。
地域の現場力や同業者からの評価に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
24時間無人連続操業による短納期対応や時短が挙げられているが、補助金額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
デジタル化による自動化や知識共有が述べられているが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島県曽於市の地域企業であり地域の現場力が見出しにあるが、地域特性を活かした雇用創出や成長への寄与は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新人でも能力が高くやる気がある人材には多能工化(高難度加工機械の2~3台持ち)を図りながら、クレームや再加工の無い、同業者や発注者から安心して仕事を任される「頼られる会社」を目指す。事業承継もなるべく早期に行う予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名