回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社かしい
成果平成28年11月の機械導入以来、今日まで製造された乾椎茸粉砕商品は延べ約1,150万円(税抜)の販売実績を計上している。
| 事業者名 | 株式会社かしい |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 南九州市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1975年 |
国内産の原木栽培乾椎茸は、出汁の三大旨味成分であるグアニル酸を多く含み、国内外から注目されている。一方で核家族化、女性の社会進出、ファストフード化などにより、乾椎茸から出汁を取る手間が敬遠されるようになっている。
抱えていた課題
やったこと
国内産の原木栽培乾椎茸を粉体加工するため、解砕機(パワーミル)、微粉砕機(アトマイザー)、分級機(粒度振動ふるい機)を導入した。これらを組み込んだ製造ラインを構築し、出汁原料の生産工程を確立した。弊社の技術・ノウハウを合わせて生産体制を整え、粉砕椎茸を出汁パック用原料や中華食品・冷食用の加工品原料として販売する。
新しい製品・サービス:乾椎茸の粉末加工品(出汁パック用原料・加工品原料)
割れ椎茸や軸などを粉末に粉砕して有効活用できるようになり、増益につながった。粉砕商品により様々な顧客要求に応えられるようになった。主に出汁パック商品の製造メーカーからの需要が多く、今後も期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
乾椎茸の旨味を活かす粉体加工を新たな市場開拓による売上向上の柱と位置付けているが、過去の取組との一貫性は具体的に書かれていない。
家族化・女性の社会進出やファストフード化で出汁の手間が敬遠される外部動向に触れ、原木乾椎茸の技術・ノウハウを強みとしているが、競争優位の根拠は薄い。
出汁パック需要に応える粉体加工の必要性を課題として認識し、生産体制確立と新市場開拓で売上向上を図る方向は示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。販売実績として延べ約1,150万円(税抜)のみ記載がある。
従業員25名の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述は見当たらない。
出汁パックや中華食品・冷食用の原料として製造メーカーの需要が多いと記載され、顧客ターゲットと利用先が具体的に読み取れる。
今後は業務用中心に展開し、小売向け粉末商品の開発も計画されているが、スケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
乾椎茸の粉体加工は一般的な普及度が低い分野とまでは言えないが、粉砕により割れ椎茸や軸を有効活用する点に特色がうかがえる。
日本の食文化継承への貢献に触れるが、雇用創出や経済波及効果の数字は書かれていない。
機械導入後の販売実績は約1,150万円とあるが、補助金投入額との比較や費用対効果の数値は示されていない。
粉砕技術による新商品開発は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は読み取れない。
公開情報では判断できません。
九州産原木栽培の乾椎茸を活かした地域の特性が書かれているが、地域の雇用や経済成長への波及は書かれていない。
今後も出汁パックの需要は高まると予想されるため、業務用を中心に出汁パック製造メーカーやエキスメーカー等へ展開する。また小売りでも粉末だしや中華料理向けの自社商品を開発し、新たな市場開拓による売上向上を目指す。
日本の伝統食材、自然食品「乾物」の流通に携わるものとしての責務を全うし、乾物のプロフェッショナルとして日本の食文化継承の一助となるよう、日々の修練に努めています。今後、より高い品質・サービスの提供を目指し、あらゆる角度からお客様にご満足していただけるようなご提案をして参ります。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。