回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
合資会社新原味噌醤油工場
| 事業者名 | 合資会社新原味噌醤油工場 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩川内市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 380万円 |
| 設立 | 1905年 |
明治38年に隈之城村(現・薩摩川内市向田町)で創業し、平成9年に現在地の市比野へ本社工場を移転した。主力商品は自社ブランドの「美しい麦みそ」で、味噌・醤油を製造している。創業から110余年にわたり北薩一円を中心に営業を展開してきた。近年は関東地区・関西地区にも進出している。
抱えていた課題
やったこと
原料水には市比野温泉の地下水を使用し、大豆は九州産一等大豆フクユタカ、麦は四国産厳選裸麦を25割使用、塩は赤穂のミネラル塩を用いた。漂白剤、合成保存料、甘味料、調味料は無添加とした。転倒作業を電動リフト及びステンタンクで機械化し、熟成工程では品質維持に重要なチロシン防止のための専用冷蔵庫を導入した。包装工程では味噌カップ用ハンドシール機で密封作業を機械化し、生産性と品質を向上させた。
| その他 | 転倒用電動リフト及びステンタンク |
|---|---|
| その他 | 冷凍冷蔵庫 |
| 加工機 | 味噌カップ用ハンドシール機 |
発酵工程の転倒作業が機械化され、生産性が向上した。熟成工程ではチロシン防止のための専用冷蔵庫により品質維持が可能になった。包装工程の密封作業も機械化され、生産性と品質が高まり、高付加価値商品化が実現した。これにより新たな販路拡大の体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業から110余年の味噌・醤油づくりを基盤に、発酵・熟成工程の自動化を進めた経緯が書かれており、過去の取組との一貫性はうかがえる。
地元原料や無添加などの強みは書かれているが、市場動向や競合に対する優位性の分析は具体的に読み取れない。
発酵工程の自動化・機械化が遅れていた課題を明示し、転倒作業の機械化や密封作業の機械化で解決する内容が具体的に書かれている。
生産性や品質の向上は述べられているが、付加価値額や賃上げの目標値、数値は示されていない。
従業員8名の規模は書かれているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力についての記述は乏しい。
無添加や裸麦25割使用など商品の特徴は明確だが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体的に読み取れない。
導入設備は示されているが、中長期の検証や遂行スケジュールの記述は事例紹介の範囲では読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
無添加の麦みそや高付加価値化を目指す記述はあるが、同分野での高価格化の水準は数値で示されていない。
川内川流域の食文化の継承や地域の原料利用が書かれ、地域経済への貢献はうかがえるが、波及効果は定量的でない。
生産性と品質が向上したとあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
伝統の技と最新技術の融合とあるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地元市比野温泉の地下水や九州産大豆を使い、地域の食文化を支える事業であることが具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
味噌関連商品の完成度向上に加え、醤油およびその他関連商品への相乗効果が期待される。毎年恒例の「初夏みそまつり」でも企画を提案したい。川内川流域が育んだ食文化を継承していく考えである。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg