ものづくり補助金平成27年度製造業沖縄県

殺菌処理機を利用したくちゃの品質向上及びコスト削減の確立

株式会社みなしょう

成果新たな作製方法により作成時間が平均39.5%短縮

この事例のポイント

  • 設計技術者が不足しており、短納期で機械装置の設計を提供することが難しい。
  • 3次元CADと3次元CAD/CAMを導入し、設計から製造までを一貫して扱える体制を整えた。
  • 新たな作製方法により作成時間が平均39.5%短縮。新たな作製方法により、作成時間が平均39.5%短縮し、作業効率が向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社みなしょう
所在地沖縄県
業種化学工業
従業員数5人
資本金500万円
設立2014年

事業の背景

設計技術者の不足に悩む企業が多く、短納期で機械装置の設計を提供することが求められていた。当社は技術サービス業として、顧客先の設計部門を現場でサポートし、設計段階から関連工作所と連携して生産を進める体制を計画した。当時の取引は県外関連会社からの受託が中心だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能設計技術者が不足しており、短納期で機械装置の設計を提供することが難しい。
  • 人手・技能顧客先の設計担当者の負荷が大きく、設計段階から製造までの連携も十分にできていない。

やったこと

3次元CADと3次元CAD/CAMを導入し、設計から製造までを一貫して扱える体制を整えた。従来の作製方法と、新たに作業を一本化した方法とで作成時間を比較した。その結果、ほとんどの図面で作業時間が短縮され、平均短縮率は39.5%となった。操作性も向上し、不具合に要する時間も大幅に削減できた。

事業の効果

  • 新たな作製方法により作成時間が平均39.5%短縮

新たな作製方法により、作成時間が平均39.5%短縮し、作業効率が向上した。操作性の向上により、今後さらに生産性の向上が期待できる。また、製作期間の短縮とコストダウンも見込まれ、顧客先の競争力強化につながると考えられる。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません

観点の平均2.6 / 514観点のうち13観点で評価

出典:公募要領 p.44(審査項目)

伸びしろがあった観点

  • 2
    付加価値・賃上げの目標作業効率の改善として平均短縮率39.5%の実績は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
経営戦略との整合性3.0
  • これまでの取組との一貫性3

    設計技術者不足という課題に対し、3次元CADとCAM導入で設計支援を強化する方針が示され、これまでの事業との関連は読み取れる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    現在は県外関連会社からの受託のみで、今後は県内企業へ営業し単独受注を確保する方針が書かれている。強み・弱みの分析は示されていない。

  • 課題の認識と解決3

    設計段階から関連工作所と連携する生産体制を課題解決策として示しており、課題認識と解決方向は読み取れる。

事業の実現可能性2.6
  • 付加価値・賃上げの目標2

    作業効率の改善として平均短縮率39.5%の実績は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。

  • 事業を進める体制2

    設立後の従業員数は5人と書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は少ない。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    設計技術者不足の企業向けに短納期の機械装置設計を提供する対象と、設計支援で顧客の競争力を高める価値が示されている。

  • 事業化までの道筋3

    県内企業への営業、単独受注の確保、設計から製造まで一貫して行うための工場新設予定が今後の計画として示されている。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性判断できません
  • 新しさ・高付加価値ー

    公開情報では判断できません。

公的補助の必要性2.7
  • 波及効果・雇用2

    顧客先の競争力強化や県内企業への提供に触れているが、地域への経済波及や雇用創出の具体的な記述は少ない。

  • 費用対効果3

    39.5%の作業時間短縮やコストダウン期待は示されているが、投資額に対する効果の数値的な比較は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献3

    3次元CADとCAMを使い、設計から関連工作所との連携生産までをつなぐ取組が示されており、サプライチェーンへの貢献がうかがえる。

政策面2.0
  • 成長分野への進出2

    機械設計の短納期化という方向性は示されているが、市場成長分野への進出や日本経済の構造転換への言及はない。

  • 地域経済への波及2

    沖縄県内の企業への展開が述べられているが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は少ない。

今後の展望

現在は県外関連会社からの受託が中心だが、今後は県内企業へ積極的に営業を行い、自社単独での受注を確保する予定である。また、設計から製造まで一貫して行えるよう工場新設も予定している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。