切削加工機械導入による品質・生産効率の向上を通じた独自技術の発展
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
株式会社石垣の塩
| 事業者名 | 株式会社石垣の塩 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 石垣市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,立体造形 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 9,200万円 |
| 設立 | 1997年 |
当社は石垣島で採取した海水のみを使った無添加の天然塩を製造しており、卸・小売を含めて商品の90%を県外に販売している。一般的な製塩は海水を火にかけて煮詰めるが、当社は海水を火にかけず三日三晩かけて蒸し上げ、ゆっくり結晶化させる独自の方法を取っており、この製法で特許も取得している。市場が求める商品作りに対応するには品質向上と新バリエーションの開発が必要になっていた。
抱えていた課題
やったこと
平成26年度のものづくり補助金を活用し、小型蒸気釜、携振機、固液分離機などの製塩用機械設備を導入した。長年培ってきた塩づくりの経験とノウハウをもとに、品質向上と粒度を変えた新バリエーション品の開発に取り組んだ。導入後も試行錯誤を重ね、既存の製塩装置と組み合わせた製法を確立した。各装置を調整することで、バリエーションのある塩も作れるようになった。
新しい製品・サービス:粒度の小さい塩であるシーバターを開発した。食用のほか肌に塗れるほどなめらかで、105種類のミネラルを含み化粧品の材料としての需要も期待できる。あわせて食べやすくミネラルを補給できるミネラルゼリーの開発にも取り組んでいる。
既存の製塩装置と組み合わせた製法により、目標値を上回る品質の塩を析出することに成功した。商品製造に要する時間を大幅に短縮することもできた。導入した各装置の調整により、バリエーションのある塩も製造できるようになった。シーバターは食用や化粧品材料としての需要が期待でき、ミネラルゼリーも開発中である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の塩製法と特許を背景に品質向上と新バリエーション開発に取り組んだと書かれているが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
県外販売が90%で、市場が求める商品作りへの対応が必要だったと書かれるが、競争優位の分析は具体的に示されていない。
粒度の変更など多品種生産に至っていない課題が示され、新商品開発で対応したと書かれるが、高付加価値化の数値は示されていない。
目標値を上回る品質の塩を析出し商品製造時間を大幅短縮したとあるが、付加価値や賃上げの目標数値は書かれていない。
平成26年度に補助金を活用し、長年の塩作りの経験やノウハウを元に開発したと書かれるが、体制の詳細は書かれていない。
シーバターは105種類のミネラルを含み化粧品材料の需要も期待できるなど特徴が書かれるが、需要の裏付けは乏しい。
今後の展望としてイベント出展や香港・中国への販路拡大が示されるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
海水を火にかけず蒸す製法で特許を取得し、粒度の小さい塩や高付加価値の新バリエーションを開発したとある。
石垣島の海水を100%活用する点は示されるが、地域経済波及や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
石垣島の海水と自然の恵みを活かした天然塩の開発で、地域の特性を生かした事業であることが具体的に書かれている。
社会環境やライフスタイルの変化で求められる商品が幅広くなったため、イベント等への出展や営業活動に積極的に取り組みたい。国内はもとより、香港や中国などの海外にも販路を拡大したいと考えている。
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。