回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社はとや製菓
| 事業者名 | 株式会社はとや製菓 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 青森市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 48人 |
| 資本金 | 2,200万円 |
| 設立 | 1963年 |
当社は青森県産のりんご、大豆、カシスなどの食材にこだわった菓子を製造・販売している。主力のフリーズドライ商品「ソフトりんご」は大ヒット商品である。「ソフトりんご」誕生の頃から、果汁を染み込ませて凍らせる氷菓のアイデアは温めていた。
抱えていた課題
やったこと
真空脱気ヒートシール機、急速冷凍機、冷凍保管庫の3つの機器を導入して商品開発に取り組んだ。りんごのフリーズドライ商品「ソフトりんご」に青森県産カシスのピューレを染み込ませた「あおもりカシス味」と、りんご果汁とふかうら雪人参ジュースを混ぜて染み込ませた「ふかうら雪人参味」の2種類を試作した。染み込ませる果汁の濃さや割合を検討し、果汁の量を調節してちょうどよいシャーベットになるよう試作を重ね、製造方法を確立した。
新しい製品・サービス:氷菓「冷や。林檎」
真空脱気ヒートシール機の導入により、カシス果汁や人参ジュースを染み込ませて水分量が多くてもシーリングができるようになった。ふかうら雪人参ジュースと混ぜることで、りんご果汁を使ったときの褐変を克服した。急速冷凍庫と冷凍保管庫により商品を一度に大量製造でき、高い品質を保ったまま長期間在庫を保管できるようになった。検品作業が機械による自動選別に置き換わり人件費が大幅に削減され、大量発注に対応できる生産体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
ソフトりんご誕生時から温めていたアイディアを形にした点で、既存商品と氷菓開発の一貫性が読み取れる。
青森県産カシス・りんご・ふかうら雪人参を使い、自社の大ヒット商品を活かした差別化を事例が強調している。
褐変やシーリング不良という課題を認識し、ふかうら雪人参ジュースの混合などで解決し商品化した点が読み取れる。
付加価値額や賃上げの数値目標は記載がなく、人件費削減と大量発注対応の記述にとどまる。
機器導入後5ヶ月で商品化し、既存の販売ルートを持つ従業員48名規模の体制で実施した点が示されている。
地元の土産店・物産店・キヨスクに販売ルートがあり、観光客と地元住民という顧客像と、1個・3個セットなどのニーズ対応が示されている。
試作で果汁の濃さや割合を検討し製造方法を確立、今後は宣伝強化と販売店の絞り込みを計画している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
フリーズドライ商品を凍らせる氷菓で、ヒット商品を基にした独自性があり、他社製品との差別化ができていると述べている。
地域ブランド食材を使い地産地消を進め、地元企業として青森県産食材の魅力を引き出す点が示されている。
人件費削減と大量発注への対応は触れられているが、補助金額に対する付加価値額や費用対効果の数字がない。
窒素充填対応の包装機や自動選別によるデジタル的な検品の導入は触れているが、サプライチェーン全体への貢献は薄い。
公開情報では判断できません。
青森県産食材を活かした地域性の高い商品で、観光と地元需要の両方を取り込み、地域の食材ブランド発信につながる点が読み取れる。
氷菓「冷や。林檎」は機器導入後約5か月で商品化し、青森県内の土産店、物産店、キヨスクなどで常温販売している。観光客向けに加え、県内の地元の人にも自宅で凍らせて食べてもらえるよう宣伝に力を入れ、何軒かの店舗で集中的に販売して周知を図る。将来は生産体制を整えて海外への輸出につなげたいと考えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。