自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
東北マイクロテック株式会社
| 事業者名 | 東北マイクロテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,情報処理,精密加工,接合・実装 |
| 設立 | 2010年 |
2010年に創業した東北マイクロテック株式会社は、東北大学が開発した次世代集積回路となる三次元LSIの製造技術を実用製品化するために設立された。現在は医療研究用センサの試作受注を中心に、様々なデバイスサンプルの試作や小ロット生産に対応している。
抱えていた課題
やったこと
リフトピンの固着を防ぐため、新たな下部電極基盤へ換装した。リフトピンは下部電極に作り込まれるが、固着が起こりにくい構造とするためリフトピン周辺のスペースを広くした。また、ピン自体の強度を高めて変形を防いだ。課題解決によって積層型X線フラットパネルディテクタの試作を進め、信号処理LSIとセンサLSIをマイクロバンプ技術で接合した積層チップの試作品を完成させた。
新しい製品・サービス:三次元積層型X線センサ
従来のセンサと比べてX線吸収率が高く、低被ばく量で高解像のX線画像を得られるようになった。従来技術の100倍以上の高解像度を実現したとされている。リフトピンの固着問題が解決したことで、積層型X線フラットパネルディテクタの試作が推進された。試作品の受注が研究機関からの受注につながり、今後は他の積層型センサデバイス事業への展開も見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2010年創業で、東北大学が開発した三次元LSIの製造技術を実用製品化するための設立と明記されており、技術基盤との一貫性がうかがえる。
金バンプ接続に新技術を適用してX線センサの解像度を100倍以上に向上させ、大型ウェハを作れる点も強みとして挙げられている。
リフトピンの熱ストレス固着という課題を特定し、下部電極基盤への換装とピン周辺スペース拡大、ピン強度向上で解決した経緯が書かれている。
解像度100倍以上という達成済みの結果は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
代表取締役の名前とコメントはあるが、従業員数や製造・事務体制など遂行体制を読み取れる記述はない。
医療研究用センサの試作受注や小ロット生産に対応し、研究機関からの受注につながっているなど、顧客と需要の裏付けが示されている。
試作受注から本格受注へ進め、その成果をもとに他の積層型センサデバイス事業へ展開する予定と書かれているが、時期や方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
従来技術の100倍以上の高解像度とX線吸収率の向上、低被ばく量を実現し、高水準の性能で差別化していることが示されている。
医療・研究分野や天文観測など利用先の広がりは書かれているが、経済波及効果や雇用創出の数字や記述はない。
低被ばく量や高解像度の効果は示されているが、補助金投入額に対する付加価値や生産性の数値は書かれていない。
三次元LSIや積層型センサ、マイクロバンプ接合による積層チップの試作完成など、先端的な技術でイノベーションを支える姿勢が示されている。
次世代集積回路の三次元LSIや積層型センサという成長分野への進出が示されているが、産業構造への影響は具体的に書かれていない。
東北大学との連携は書かれているが、地域の雇用や地域経済の成長への貢献を読み取れる記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製造されるX線センサパネルは医療用として活用されているが、天文観測用など様々な利用方法が考えられる。今後は、試作受注の成果をもとに、その他の積層型センサデバイス事業に展開する予定である。
微細貫通配線や世界最小マイクロバンプ接合などの技術で、最先端の積層型センサなどを開発しています
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分