3Dレーザースキャナ導入による測量業の生産性の向上と短納期化の実現
従来の測量業務の作業効率や安全性などを改善するため、3Dレーザースキャナーを導入した。
効果:測量時間(一箇所あたり) 120分→15分
株式会社寒河江測量設計事務所
| 事業者名 | 株式会社寒河江測量設計事務所 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 寒河江市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 従業員数 | 48人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1966年 |
創業53年の地域総合建設コンサルタント企業で、橋や道路の建設・維持、社会インフラ整備の調査、測量、補償コンサル、設計などを行っている。建設業界では労働者不足が問題となっており、一人当たりの生産性向上や安全で魅力ある職場づくりが急務とされている。国土交通省のi-Constructionに取り組むことが求められ、新技術の導入や事故削減が必要だった。
抱えていた課題
やったこと
最新の業務用無人航空機(UAV・ドローン)に測量計測用レーザー(LiDAR)を搭載した。ネットワーク型RTK-GNSS(リアルタイム位置補正測位システム)を用いて正確な位置情報を取得し、リアルタイムでデータ解析できるようにした。機体と地上の基準局をネットワークに接続し、飛行中に取得した3次元カラー点群データを操作用PCでリアルタイムに確認できるようにした。地上の操作用PCをデータ通信網によるIoT接続で、遠く離れた事務所からも計測中のデータを確認できるようにした。
新しい製品・サービス:UAV-LiDARシステム(無人航空機測量計測レーザー)を用いた三次元航空測量
UAV-LiDARシステムにより、想像以上のスピードで精度の高いデータを取得できるようになった。取得データの解析も専用ソフトで必要な精度のデータを作成でき、i-Construction対応の出来型管理図等を規定通りに作成して成果品として納品できるようになった。断面計測、3Dモデリング、遺跡調査、災害状況調査などの測量作業もでき、精度を確保しながら正確な情報を取得でき、生産性向上に有効な成果を得た。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業53年の総合建設コンサルで測量・設計を手がけ、UAV写真測量や地上型レーザーの導入経緯は書かれるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
人手不足や生産性向上の要請は背景に書かれるが、市場動向や自社の強み・弱みを踏まえた競争優位の記述は読み取れない。
写真測量の解析時間、データ容量、草木伐採など事前準備の課題が具体的に挙げられ、LiDAR導入で解決を図る流れが読み取れる。
付加価値額や賃上げの目標値は示されず、生産性向上が有効だったとの記述にとどまる。
従業員48名の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は薄い。
断面計測、3Dモデリング、遺跡・災害調査など用途は挙げられるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体的でない。
今後の展望として研究開発や人材育成への取組が書かれるが、スケジュールや課題解決の方法は具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
UAVレーザー測量はUAV写真測量が主流との記述があり、新分野であることはうかがえるが、普及度の数値は示されない。
災害現場や危険箇所での測量を担う点や、建設業界の人手不足解消への貢献が国の施策と結びつけて述べられている。
スピードや精度の向上は書かれるが、投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
ネットワーク型RTK-GNSSやloT接続でリアルタイム解析を実現し、i-Construction対応の成果品作成まで具体的に記述されている。
i-Constructionの推進やUAVレーザー測量の普及に触れ、建設分野の生産性向上への寄与がうかがえる。
山形県寒河江市の企業として地域に貢献する方針が述べられるが、地域特性を活かした付加価値の具体的記述は薄い。
UAV-LiDARのリアルタイム解析と高精度な点群データを活用できる業務を広げ、建設業や行政機関と連携して新たな技術分野の研究開発を進める。災害現場や立ち入りが困難な危険箇所でも地形を立体的に捉えられ、安全性と生産性の向上に有効な技術として、人材確保と育成に力を入れ、地域に貢献できる企業を目指す。
従来の測量業務の作業効率や安全性などを改善するため、3Dレーザースキャナーを導入した。
効果:測量時間(一箇所あたり) 120分→15分
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。
橋梁の表面に、光ファイバー内にFBGセンサーを組み込んだユニットを取り付けた。