部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
不二越機械工業株式会社
成果従来の5分の1から6分の1の加工時間を実現する
| 事業者名 | 不二越機械工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 長野市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 202人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1952年 |
不二越機械工業は旋盤や木工機などの工作機械の製造・販売から始まり、シリコンウェーハの研磨装置などの開発メーカーとして事業を広げてきた。ラッピングマシンやポリッシングマシンで世界トップクラスのシェアを獲得している。次世代パワー半導体材料のSiCやGaNは、電力会社や自動車メーカー、電機メーカー等が大きな期待を寄せている一方、超難加工材のため研磨加工が長時間になっている。
抱えていた課題
やったこと
平成28年度のものづくり補助金で、超難加工材料の新規研磨プロセス(スマート研磨)の開発に欠かせない表面形状測定システムを導入した。従来の5分の1から6分の1の加工時間を実現する新規研磨プロセスの開発に取り組んだ。高速・高圧研磨に対応した装置を用いて、研磨プロセスの性能を確認した。
| 検査測定 | 表面形状測定システム |
|---|
新しい製品・サービス:超難加工材料の新規研磨プロセス(スマート研磨)
導入した表面形状測定システムで、スマート研磨の性能を確認した。従来の5分の1から6分の1の加工時間を実現する新規研磨プロセスの開発に取り組んでいる。研磨時間の短縮により高性能デバイスの低価格化を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成25年度から研磨装置、26年度からウェハ製造ラインと連続して同分野の開発に取り組んでいると事例にあり、一貫性は読み取れる。
SiCやGaNの難加工性とコスト高が課題とあるが、市場動向や自社の競争優位の根拠は具体的に書かれていない。
長時間研磨がコスト高の一因とし、従来の5分の1から6分の1の加工時間を実現する目標が示されており、課題と解決策の対応は具体的。
従来の5分の1から6分の1の加工時間という目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
大学との共同研究であることや総責任者の専務が示されているが、人材や事務処理体制の具体的な確保状況は書かれていない。
高性能デバイスを低価格で普及させるという目的は示されているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
開発の方向性は示されているが、スケジュールや課題の解決方法、中長期の検証内容は事例からうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
SiCやGaNは普及途上の次世代材料とあるが、高水準の高付加価値化・高価格化についての具体的記述は薄い。
省エネの切り札として電力会社や自動車メーカーが期待し、ミニマルファブ構想に協力すると書かれ、社会的意義はうかがえる。
補助金投入額や付加価値額の増加など費用対効果を示す数字は書かれておらず、加工時間短縮のみが示されている。
ミニマルファブ向けの高効率製造ラインや自動化を掲げ、新製造方法への貢献はうかがえるが、サプライチェーン全体への効果は具体的でない。
次世代パワー半導体や医療分野など成長分野への進出が書かれ、構造転換への寄与がうかがえるが、政策との関係は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
研磨機から周辺の自動機、設備機器の開発へと広げ、医療分野も伸ばしたい。新分野に挑戦するため、より幅広い分野の人材の育成を目指している。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。