回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社タケウチ産業
成果製造日数 4日→2日
| 事業者名 | 有限会社タケウチ産業 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 近江八幡市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形,材料製造プロセス |
当社は洋菓子店として製造販売を行い、ほぼ女性従業員で運営している。同業者から焼き菓子のOEM製品のオーダーを受けたことをきっかけに、増産化を検討した。先行して缶詰クッキーの開発にも着手していた。
抱えていた課題
やったこと
焼き菓子の製造工程で成形とカットを自動化するデポジッターを導入した。株式会社飯田製作所製カセット・プロK-2000型で、ノズルの高さ調節幅が広く、タッチパネルで操作がわかりやすい。これにより従来の冷蔵・冷凍工程と手作業によるカット工程を無くし、製造日数を4日から2日に短縮した。製造過程の油脂分も20%から10%に削減できた。機械導入にあたっては、活かせる製品の種類が多いことと、複数の従業員が同レベルで扱える簡易な操作性を重視した。
| 加工機 | デポジッター(株式会社飯田製作所製カセット・プロK-2000型、しぼり機) |
|---|---|
| 加工機 | 自動包装機 |
新しい製品・サービス:缶詰クッキーなど焼き菓子の商品開発
製造日数が4日から2日に短縮され、製造現場に時間と人手の余裕が生まれた。生菓子など他の製品の開発や製造にも好影響が出ている。製造工程のボトルネックが改善し、製品の量産化と均質化も実現した。商品開発に時間を割けるようになり、次々と新商品を開発できている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
OEM受注をきっかけに缶詰クッキー開発に先行着手しており、増産設備導入は既存取組との一貫性がうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
同業者からのOEM受注や同社の商品企画・原価管理ノウハウ、コストパフォーマンスへの言及はあるが、市場動向との関係の記述は薄い。
製造日数を4日から2日に短縮、油脂分を20%から10%に削減など、課題と効果が数字で示され、商品開発への時間創出につながっている。
製造日数4日から2日への短縮、油脂分20%から10%への削減など数値目標と実績が示されており、付加価値向上の実現性は高そうである。
複数の従業員が同レベルで扱えるオペレーションの簡易さに触れているが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の記載は見当たらない。
活かせる製品の種類が多いこと、お客様から良い評価を得ていることは書かれているが、顧客ターゲットや需要の裏付けは具体性が薄い。
機械導入の弊害を防ぐため慎重に取り組んだと書かれているが、遂行スケジュールや中長期の検証内容は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
缶詰クッキーや多様な製品の種類、コストパフォーマンスの高さに触れているが、ジャンルの普及度や高価格化の水準までは読み取れない。
地域のシンボルとなる桜の古木や地元立地への言及はあるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は示されていない。
製造日数の半減と油脂分削減など工程改善の効果は具体的だが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献についての記述は見当たらず、わずかに工程の自動化がうかがえる程度である。
公開されている事例からは読み取れません。
地元の旬の食材の仕入れや地域のシンボルとなる桜など地域特性を活かした取組が書かれているが、雇用創出や地域成長への効果は数字で示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
既存の加工工程を検討し、工程集約と加工時間短縮を図るとともに、最小の人数で機械を長時間無人稼働させる方針を立てた。
効果:工程数 6工程→2工程
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程