回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
関西オートメ機器株式会社
成果新方式の溶存酸素濃度は従来方法とほぼ同等であることが確認された。
| 事業者名 | 関西オートメ機器株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 大津市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,表面処理 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1974年 |
洗浄技術の一つであるシャワー洗浄は、機械部品、加工用治具、通い箱、実装基板の洗浄などに広く使われている。洗浄能力は洗剤と圧力で決まり、対象物や汚れに応じて選ばれる。洗剤使用量の削減と環境負荷の低減が求められている。
抱えていた課題
やったこと
気体を水に溶解させるミキシング技術として、気液混合流を新開発の構造体に加える方式を検討し、3Dプリンターで試作した。タンク内部に気液混合を促す流路を設け、流量に応じて内部の構造体を交換できる方式とした。流体素子の概念を利用して円環状の流れを加える構造を設計し、ノズル3パターン(A、B、C)を3Dプリンターで試作した。試作ノズルを用いて、汎用シャワーノズルとの比較による洗浄性能の評価を行った。
| 加工機 | 3Dプリンター |
|---|
新しい製品・サービス:微細気泡発生用のシャワーノズルをはじめとした、シャワー洗浄装置に組み込めるデバイス
ミキシング方式は従来とほぼ同等の溶存酸素能力を持ち、拡張性が高まった。ノズルの試作により、マイクロバブルの有無での比較で最大約20%の洗浄力向上が確認された。容積を約5%減らせる可能性も示された。洗浄能力の上限はまだ見えておらず、金属製試作品やフィールド試験を経て製品化する計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例は微細気泡シャワー洗浄の開発に言及するが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。
洗浄剤削減や環境負荷低減への貢献は述べられるが、市場や顧客動向、自社の強み・弱みへの言及はない。
課題として洗浄能力の上限が見えないことは示されるが、高付加価値化や成長につながる事業計画の具体は薄い。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、洗浄性能は約20%向上、約5%容積削減の可能性にとどまる。
新規導入の3Dプリンターや試作体制は触れられるが、人材や事務処理能力を確保できているかは読み取れない。
洗浄性能20%向上、洗剤使用量削減という価値は示されるが、顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
金属製試作品の検討、フィールド試験用ポンプの検討、製品化という段階的な計画は示されるが、スケジュールは不明確。
公開されている事例からは読み取れません。
微細気泡洗浄は一定の新規性がうかがえるが、市場での普及度や高水準の高付加価値化を示す記述は少ない。
洗剤使用量削減による環境負荷低減への貢献はうかがえるが、波及効果や雇用創出への言及はない。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数字は書かれておらず、洗浄力20%向上のみ。
流体素子の概念を取り入れたノズル開発は技術的工夫としてうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は述べられていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
洗浄力向上の限界点はまだ見いだせていないため、今後も検討を進め、金属製試作品(タンク、ノズル)の検討とフィールド試験用ポンプの検討を経て製品化する計画である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。