三陸産水産物の保存性向上技術とファストフィッシュ商品の開発
導入した高速斜め切りスライサーと電子スモーク装置を使い、銀鮭、サンマ、サバ、ヒラメを原材料とした商品開発を行った。
伊福精密株式会社
| 事業者名 | 伊福精密株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 神戸市西区 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 43人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
当社は従来、自動車関連の部品試作及び量産を主な業務としていた。事業を続けるなかで、リーマンショックや各種天災などにより顧客からの受注が停滞、または大幅に減少する局面が何度かあった。そのため、切削加工事業を強化する新領域として、成長が見込める金属3Dプリンティングと3Dスキャンを行う3D事業への進出を決断した。
抱えていた課題
やったこと
軽合金(アルミやチタン等)に対応した3Dプリンターと、図面のない現品からデータを作成できる3Dスキャナを導入した。レーザースキャナーとCADソフトウェアを用いて現物から製品のデジタルデータを作成するリバースエンジニアリングサービスを実施した。マルエージング鋼、ステンレス、インコネル、チタン、アルミニウム、コバルトクロムモリブデンなどの金属粉体材料で金属製品を製作できる金属3Dプリンターを導入した。金型のデジタル倉庫サービスでは、長期保有金型をスキャニングし、加工特性を考慮して仕上り品の形状を算出し、仕上り品の3Dデータを作成・補完した。データ作成にとどまらず金属3Dプリンティングによる生産も請け負い、金型レスのものづくりを実現した。生産品はレーザー測定により現物との差分を3Dデータで比較し、従来の一部測定による公差確認よりも明瞭な品質保証を行った。
| 加工機 | 金属3Dプリンター |
|---|---|
| 検査測定 | 3Dスキャナ(レーザースキャナー) |
| ソフト | CADソフトウェア(3DCAD) |
新しい製品・サービス:3Dプリンティングを用いた金型レス加工およびリバースエンジニアリングサービス
3Dプリンティングにより、既存部品の複製だけでなく、切削加工では実現できなかった複数部品の単品化や、3次元水管を配置した金型などの提案が可能になった。医療分野など個人に合わせた複数サイズ展開や詳細なサイズオーダー部品も、3Dデータを加工して成型することで実現できるようになった。金型の長期保有問題に対しては、金型のデジタル倉庫サービスとして金型レスの生産を提供できるようになった。レーザー測定による品質保証により、加工精度の明瞭な確認が可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車部品の試作・量産から切削加工へ、3D事業へ進出する経緯が書かれ、過去の取組との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置づけの明記は薄い。
リーマンショックなどで受注が減った外部環境と金属加工の知見を踏まえた進出が書かれているが、競争優位の定量的な根拠は示されていない。
受注変動への脆弱性という課題を認識し、材料当社持ちの高付加価値業務へ進出する方針が具体的に書かれている。
生産性向上や売上・付加価値増加を目指すとあるが、数値目標や実現見込みは書かれていない。
3DCADや3Dプリンター資格の全社員習得、設備導入と技能習得に努めていると書かれ、体制の一端はうかがえる。
金型レスものづくりや複数部品の単品化、医療分野の個人別サイズ部品など、顧客ニーズと提供価値が具体的に書かれている。
デジタル倉庫サービスの提供開始や品質保証の方法は書かれているが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
金属3Dプリンティングとリバースエンジニアリングを組み合わせ、従来の切削では実現できない加工を提供する点が書かれている。
金型の長期保有という下請け問題への言及はあるが、地域波及や雇用創出といった国が補助する理由は明示されていない。
投入額に対する付加価値額の増加や費用対効果を示す数字は書かれておらず、わずかに効果がうかがえる程度である。
レーザースキャナー、CAD、金属3Dプリンターを組み合わせ、デジタル金型倉庫サービスなど新しい業務モデルを構築している点が具体的に書かれている。
金属3D事業という成長分野への進出が書かれているが、日本経済の構造転換への言及は薄い。
神戸市の企業であることは書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出の記述はわずかである。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
金属3Dプリンターを用いた加工品の国内での普及を目指す。金属3D事業を行う金属加工業を増やし、アライアンスを締結することを希望している。金属を熟知した製造業が3D事業を推進することで、世界の企業から認められる高品質な金属3D事業が実現できると考えている。
導入した高速斜め切りスライサーと電子スモーク装置を使い、銀鮭、サンマ、サバ、ヒラメを原材料とした商品開発を行った。
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…
医療用内視鏡部品の開発を手掛かりに医療機器市場への参入を図った。
効果:生産性 100%→130%