自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
三和工機株式会社
| 事業者名 | 三和工機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 大和郡山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
石油化学、繊維、化学工業の分野で培った実績とノウハウをもとに電力業界との取引を開始した。大径メカニカルシールの需要が増え、大型品の生産体制・設備の確立が必須となっていた。近年は従来の液体向けにとどまらず粉体向けのシールも開発し市場を開拓している。
抱えていた課題
やったこと
作業テーブル径が大型化された最新の精密片面ラップ盤を導入した。50年以上の実績を持つ当社の技術・ノウハウを組み合わせ、大径品の研磨加工及び小径品の大量研磨加工を可能にした。精密な研磨加工が可能な専用の精密片面ラップ盤により、大径メカニカルシールへの対応と従来品の一括加工が可能となり、作業能率の向上を始め研磨加工技術の高度化に取り組んだ。
| 加工機 | 精密片面ラップ盤(作業テーブル径が大型化された最新機) |
|---|
新しい製品・サービス:ニコデシール®(装置の分解不要で取付可能、ロックパッキン®内蔵で安定したシール性)、ジェルデシール®(特許取得、シール技術にジェルを用いて粉体・液体・気体のシールを可能に)
大径品の生産体制が構築され、小径品の生産効率が向上した。生産効率の向上により修理品の短納期化が実現し、修理待ち時間の短縮によって顧客満足度の向上にも寄与した。優位性を確立し、業界に先駆けた公式ユーチューブ配信などで業界全体のボトムアップも図っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
50年以上の実績と創業者の理念「新技術・新材料・新製品」が示され、メカニカルシールの専門メーカーとしての位置付けは読み取れるが、経営戦略上の明確な位置付けは具体的に書かれていない。
ポンプメーカーから分離独立し製品需要の大半を占めるポンプの状態を理解できる点や、軸・軸受けまで設計製作できる強みが具体的に書かれている。
大径品の需要増と生産体制の確立が必須という課題認識は書かれているが、高付加価値化・成長に結びつく定量的な計画までは読み取れない。
生産効率向上や修理の短納期化が示されるが、高付加価値創出や賃上げの目標値は書かれていない。
ノウハウ流出防止のため外部委託が困難と書かれる程度で、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記載は読み取れない。
大径メカニカルシールへの電力業界からの需要、修理品の短納期による顧客満足度向上など、ニーズと選ばれる理由が示されている。
大型ラップ盤導入による大径品対応という方向性はうかがえるが、中長期の検証やスケジュール、課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従来品の一括加工が可能となり大径品対応を実現し、他社が手を出さない新分野の開発やジェルデシールの特許取得など高付加価値化が示されている。
電力業界からの大径品需要に応えるという背景は書かれるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は具体的に読み取れない。
生産効率の向上や修理品の短納期化が示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの数値は書かれていない。
公式ユーチューブによる配信で業界を盛り上げる取組はうかがえるが、デジタル技術の活用による業界全体のイノベーション貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県大和郡山市に所在することは書かれるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済成長への寄与は具体的に読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分