ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社苅野
成果超硬粒の処理時間 60分→23分
| 事業者名 | 株式会社苅野 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 直方市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1926年 |
同社は産業用機械部品の製造を手掛け、高クロム鋳鉄という非常に硬い鋳鉄材をメインに製造してきた。一対一の営業を重視し、多品種小ロット・短納期の小回りの利く営業で顧客の信頼を得て、鉄鋼関係やセメントメーカーに耐摩耗性や耐熱性の製品を増やしてきた。鋳造材質は30年程前は5種類程度だったが、現在は83もの材質を手掛けている。
抱えていた課題
やったこと
耐摩耗性を高めるため、超硬合金の粉砕粒子を鋳包んで局所的に耐摩耗性を高める製造法を開発した。ニッケル粉末(ろう材)の中に超硬粒を包ませ、今回の補助金で購入した加圧焼結装置で刃先の形状に成型した超硬粒包含ピースを作製し、鋳型内にセットして注湯する。使用済み超硬材はコーティングを除去するため、エアブラスト装置を購入し、硬質の粉体を空気と一緒に当てて被膜を飛ばした。評価試験では5kgの超硬粒を処理する目標を1時間と設定したが、実際には約23分で処理を完了し、低コストで超硬粒を調達する道筋が立った。
| 加工機 | 加圧焼結装置 |
|---|---|
| 加工機 | エアブラスト装置 |
新しい製品・サービス:超硬粒を鋳包んで局所的に耐摩耗性を高めた粉砕刃(超硬粒包含ピース)を用いた鋳造素材
超硬粒を鋳包む新しい鋳造素材の製造技術が確立し、トータルコストの削減に成功した。これにより産業用機械部品分野で幅広い耐久消耗品市場を開拓する基礎ができた。今後は火力発電所やごみ焼却場など耐摩耗性が求められる機械設備部品への応用も見込まれ、新たな耐久材料分野の主力製品の柱となることが期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和元年創業で一対一の営業と小ロット短納期を重視し、鉄鋼・セメント向け耐摩耗製品を増やしてきた経緯が書かれている。
鋳造材質が30年前の5種類から現在83種類に増えたとあり強みは読めるが、市場動向との比較は示されていない。
粉砕刃の摩耗と超硬粒の高コストという課題を示し、年間500万円から5年後5,000万円への売上拡大を見込んでいる。
処理目標1時間に対し実測23分、5年後年間5,000万円の売上拡大という数値目標が示されている。
従業員16人の体制と福岡県工業技術センターの協力は書かれているが、人材配置や事務体制は詳しく示されていない。
粉砕刃の寿命延長とコスト削減という顧客価値、火力発電所やごみ焼却場への適用先が具体的に書かれている。
試作段階から石炭灰粉砕設備での実機試用、製品の量産化・短納期化・品質安定化へと段階的な進め方が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
超硬粒を鋳包んだ耐摩耗ピースは、従来の材料より高水準の耐摩耗性を持つ製品として説明されている。
石炭灰リサイクルや火力発電所の設備維持への寄与は読めるが、雇用創出や波及効果の定量的な記述は薄い。
処理時間が目標1時間から23分へ、超硬粒のコストが低減したと書かれ、費用対効果の根拠が示されている。
使用済み超硬材のリサイクルという取組はあるが、デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はほぼない。
リサイクル材の活用や石炭灰の再利用はうかがえるが、日本経済の構造転換との関係は書かれていない。
福岡県直方市の地域企業であることは分かるが、地域特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
福岡県工業技術センター機械電子研究所の協力を得て、設備の導入と製品化に向けた課題解決の検討と実行を継続する。石炭火力発電所では試作段階から実機試用を開始しており、製品の多様化、量産化、短納期化、品質の安定化に取り組んでいる。
お客にとっての『最適』とは何なのか
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg