高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社針田鉄工所
成果生産性が10%以上向上した。
| 事業者名 | 株式会社針田鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 桜井市 |
| 業種 | 職別工事業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
2013年以降の建設需要の急激な増加により、当社も新規取引を開始するなど好影響を受けた。特に2015年より既存建築物の用途変更(コンバージョン)向けの鉄骨製作依頼が増加した。当社は1935年創業、1988年に法人化し、10t〜50tの少量生産を得意としている。
抱えていた課題
やったこと
課題解決のため、溶接ロボットを導入した。これにより高品質・高均一性の作業工程が実現し、従来に比べて鋼材表面に付着する溶滴が少なくなった。そのため後行程の溶接部ケレン作業が軽減された。経験の浅い作業者でも高品質な溶接が可能になったため、熟練工を複雑・繊細な作業に配置できるようになった。
| ロボット | 溶接ロボット |
|---|
溶接ロボットの導入により高品質・高均一性の溶接工程が実現し、後行程のケレン作業が軽減されて生産性が10%以上向上した。経験の浅い作業者でも高品質な溶接が可能となり、熟練工を効率的に配置できるようになった。これにより未経験者の地域雇用やベトナムからの外国人技能実習生の受け入れなど、人材確保も実行できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1935年創業・1988年法人化の歴史があり、2015年からのコンバージョン向け鉄骨増加に対応して工場・ヤードを増設した経緯が書かれている。
建設需要増加の外部環境に対し、10t~50tの少量生産とMグレード取得を強みとして示し、多品種・小ロットに即応する点を挙げている。
生産量の限界で依頼を断っていた課題を認識し、溶接ロボット導入で生産性が10%以上向上したと具体的な成果を示している。
既に実現した生産性10%向上は示されているが、付加価値額や賃上げの将来目標値は記載されておらず、実現可能性の判断は難しい。
従業員10名の体制と未経験者採用、外国人技能実習生の受け入れは書かれているが、補助事業を遂行する事務体制の記述は薄い。
ゼネコンや地元の小さな工務店との取引、柔軟な対応力は書かれているが、顧客ターゲットの裏付けや選ばれる理由の整理は限定的。
今後の方針として受注間口を広げ事業継続を目標とする記述はあるが、中長期のスケジュールや課題解決の進め方は書かれていない。
資本金1,000万円と従業員数のみ記載があり、財務状況の健全性や資金調達の見込みについての記述は見当たらない。
10t~50tの少量生産を最も得意とし、敬遠されがちな多品種・小ロット製作に対応する点は書かれているが、高付加価値化の数字は示されていない。
未経験者の地域雇用やベトナムからの技能実習生受け入れにより、新たな雇用を生んだ点が事例に具体的に書かれている。
生産性10%向上という効果は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
溶接ロボットの導入で品質の均一化を実現したとあるが、デジタル技術や新ビジネスモデルがサプライチェーンに与える波及は書かれていない。
建設需要の増加やコンバージョン向け受注の拡大は書かれているが、日本経済の構造転換に資するという観点の記述は見当たらない。
地域密着型の鉄工所として地元企業や工務店との関係を重視し、地域雇用の創出につなげている点が事例に具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
地域密着型の鉄工所として地元企業や小さな工務店との関係を大切にし、採算重視の事業拡大ではなく、施工図作成から加工・組立・溶接に至る全工程のバランスを目指す。受注間口を広げて事業を継続していくことを目標としている。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%