新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社レストランフライヤ
成果製造量 1倍→3倍
| 事業者名 | 有限会社レストランフライヤ |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1933年 |
創業は昭和8年で、レストラン運営の傍らレトルト食品の製造販売(中食事業)を約10年前から行ってきた。県外に出た人たちの「懐かしい味」への思いに応える形で商品化したもので、主力は特製ドビソースを使った洋食である。中食市場は単身世帯や高齢者の増加、女性の社会進出などにより成長しており、2015年には6.6兆円規模とされている。
抱えていた課題
やったこと
レトルト和殺菌機、蒸気ボイラー、金属探知器、衛生管理設備、空調換気設備、自動真空包装機を導入し、新工場に専用ラインを設けた。これにより厚切り牛タンシチュー、ミンチボールステーキ、特選和牛ハヤシビーフ、特選和牛昭和カレー、濃厚ポタージュスープの5種類の製造量が従来の3倍になり、賞味期限も2倍に延長した。製法を見直して製造時間を短縮し、HACCPに準拠した設備を構築した。専門家の助言を受けて製造過程のマニュアル化にも取り組んだ。
新しい製品・サービス:和歌山の名産品(紀州うめどり、南高梅)を用いた新商品の開発
導入により高品質のまま安全性を強化し、市場ニーズに応える量産化が可能になった。製造時間の短縮や作業効率の向上により収益性も高まり、一括仕入れによって原価も低減した。新工場の設立で地元の雇用も生まれ、労働環境の改善も図られた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
昭和8年創業の洋食店が約10年前から中食事業に取り組み、県外需要に応えた経緯があり、既存の事業との一貫性が読み取れる。
県外の需要増や通販の普及を踏まえ、伝統の製法と和歌山の名産品を生かす強みを活用している。
製造能力の限界を課題として認識し、生産量を3倍、賞味期限を2倍にする新工場設備で解決を図っている。
5種類の製造量を従来の3倍にする目標を示しているが、賃上げや付加価値額の目標数値は示されていない。
専門家の助言を受けて製造過程をマニュアル化し、調理師の育成や地域でのパート募集にも取り組んでいる。
創業時から支持される洋食の味を量産化し、中食市場の成長を背景に全国販売を目指す需要根拠を示している。
販路拡大として商談会や物産展への参加、ネット販売への注力を挙げ、新商品開発の方向性も示している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
中食市場が2015年に6.6兆円規模の成長市場とされ、高付加価値の洋食を提供する点に新規性が読み取れる。
新工場による地元の雇用創出と、紀州うめどりや南高梅などの地元農畜産物の生産拡大や知名度向上への寄与が示されている。
生産量の拡大による一括仕入れで原価を低減し、製造時間の短縮も図るなど効率化の効果が示されている。
HACCPに準拠した設備を構築し、地域の生産者とのネットワークを生かした新商品開発に取り組んでいる。
公開情報では判断できません。
和歌山の名産品を活用した新商品と地元での雇用創出により、地域の経済活性化を牽引する内容が読み取れる。
中食市場の成長を見込み、全国規模での販路拡大を目指して商談会や物産展に参加し、ネット販売にも力を入れる。和歌山の農畜産物の生産拡大や知名度向上を通じて地域経済の活性化にも寄与したいとしている。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg