回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社中口鉄工
成果段取り時間(清掃含む) 2.5時間→1.5時間
| 事業者名 | 有限会社中口鉄工 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 東伯郡北栄町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
当社は創業以来30年以上、工作機械部品や試作機などの単品物を中心に切削・研削加工を行ってきた。創業当初は汎用旋盤で丸物を加工していたが、近年ニーズが複雑化・精密化・高精度化したため、フライス盤やマシニングセンタを増設して複雑形状の部品にも対応してきた。自動車部品メーカーおよびプレス加工機自動化装置メーカーからの信頼も厚い。
抱えていた課題
やったこと
立型マシニングセンターを導入し、切削機械加工に用いた。導入後は加工要求サイズがW800×D400×H300mm(従前)からW2050×D850×H750mm(導入後)へと拡大し、大型の部品も加工できるようになった。機械装置の大型化に伴う架台などの発注に応えられる体制を整えた。
大型マシニングセンタの導入により、現行機では対応できなかった大型部品の受注が可能になった。段取り時間と加工時間が短縮され、加工コストは約30%下がると見込まれている。主要取引先からは新規の受注も決まり、最終ユーザーの細かな要望に応えやすくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
30年以上の切削・研削加工の実績があり、マシニング増設で複雑形状に対応してきた経緯が今回の大型化投資につながっている。
大型受注に対応できない課題を認識し、自動車部品メーカーや県外企業からの高い評価を強みとして活かす構成になっている。
段取り時間2.5H→1.5H、加工時間5H→2.5H、加工コスト約30%ダウンと課題解決の効果が数値で示されている。
加工要求サイズがW800xD400xH300からW2050xD850xH750へ拡大し、大型受注の実現が示されている。
代表が経営方針と生産体制を説明し、平均年齢30代の従業員で現状設備をフル稼働させる体制が示されている。
主要取引先からの新規受注決定や、最終ユーザーの細かな要望・外注化の動向を受注拡大につなげる狙いが具体的に書かれている。
従業員増員や新工場増設に着手すると述べているが、時期や手順などスケジュールの記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
大型・高精度・複雑形状の部品加工を単品で対応する点が、同規模企業には数少ない能力として示されている。
県内の機械産業の発展や県内取引先の受注拡大への貢献、地域の大手メーカーの要望への対応が示されている。
加工コスト約30%ダウンと加工時間の大幅短縮が示され、投資に対する効果の大きさがうかがえる。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
地域の機械産業の大型部品需要に応え、県内取引先の受注拡大と従業員増員を計画しており地域貢献が読み取れる。
主要取引先の外注化の動きを受注拡大につなげていく。将来の受注増に備えて従業員を増員し、技術力を高め、新工場の増設などで作業環境と生産能力を整える。大型と小型のマシニング・旋盤をまとめて配置し、県内取引先からの受注量を広げていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。
効果:試作品の加工時間 320分→260分