プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
株式会社山中製作所
成果複雑形状でより大型の金型部品の加工時間が短縮でき、加工工数が1.3倍/月となった。
| 事業者名 | 株式会社山中製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 広島市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 2人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 2015年 |
当社は自動車用の機械部品を中心に、産業用機械の部品や試作品を製作している。近年は短納期、コストダウン、高精度加工の要望が強まっている。工程解析を行い、切削条件や最適工具の選定などで加工時間短縮に取り組んできたが、既存設備での改善には限界があった。自動車メーカー一次下請けから試作品の依頼が頻繁にあり、継続的な受注につなげるため設備を強化する必要があった。
抱えていた課題
やったこと
データ処理能力の高い縦型マシニングセンターを導入し、複雑形状で大型の金型部品の加工データを処理できるようにした。このマシニングセンターは鍛造金型に使われる高硬度材を加工できる剛性を持つ。工具がなめらかに移動し機械に与えるショックが少ない加工パスに整えることで、機械の最大性能を引き出す高加減速を可能にした。既存のCAD/CAMと連動する集中管理システムを導入し、本社から必要なデータを送信できるようにした。第2工場も本社工場から一体的に管理運用できるようネットワークを構築した。目標は寸法精度10μm、仕上げ面精度Ra0.4μmの実現である。
| 加工機 | 縦型マシニングセンター |
|---|---|
| ソフト | 本社集中管理システム |
複雑形状で大型の金型部品の加工時間が短縮され、加工工数は1.3倍/月となった。高硬度材の加工が可能になり、主要な高硬度材の加工に対応できるようになった。厳しい寸法精度10μmと仕上げ面精度Ra0.4μmを実現した。少量・多品種・短納期の生産に対応できる環境を構築し、本社から第2工場の運転状況を把握できるようになった。
第2工場に IoT を活用した本社集中管理システムを導入し、自動化を進めて24時間稼働を実現する計画である。2ndステップとして新機種導入によるデータの応用と技術革新、3rdステップとして IoT の導入を目指す。生産量と新規取引先、従業員の増加を見込んでいる。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日