回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社テクシード
| 事業者名 | 株式会社テクシード |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理,精密加工 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2007年 |
当社は食品加工機械メーカーである。近年、トンネルフリーザーのような大型食品加工機械の引き合いが増加している。
抱えていた課題
やったこと
大型ベンダー機を導入し、大型食品加工機械を構成する部品の分割数を減らして、曲げ加工工程と溶接工程の工数削減を達成した。本機に角度センサーを装備し、試し曲げ作業を無くして生産性と作業安全性を確保した。あわせてCAD/CAMシステムの機能を強化し、工程管理システムを導入した。
| 加工機 | 大型ベンダーマシン |
|---|---|
| ソフト | CAD/CAMシステム(機能強化) |
| ソフト | 工程管理システム |
大型ベンダー機の導入により部品分割数が減り、曲げ加工と溶接の工数が削減された。試し曲げが不要になり生産性と作業安全性が向上した。CAD/CAMと工程管理システムの導入で品質面と納期面の課題が解決された。大型食品加工機械の製造対応力が強化され、売上拡大と収益力の向上が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存設備で長尺曲げができず分割製造していた課題を示し、大型食品加工機械の引き合い増加に対応する投資だと読めるが、過去の取組との一貫性は具体的に書かれていない。
長さ20〜30m、幅3m超の大型機械の引き合い増加という外部環境と、分割製造による工数増という弱みが書かれているが、競争優位性の説明は薄い。
分割製造による曲げ・溶接工数増、外観品質低下、リードタイム長期化を課題として具体的に認識し、大型ベンダー機導入で部品分割数を減らす対策が示されている。
売上拡大と収益力向上が期待できると書かれるonly、具体的な付加価値額や賃上げの目標値、数値は示されていない。
CAD/CAMや工程管理システムの導入は書かれているが、人材や事務処理体制についての記述はうかがえる程度である。
大型食品加工機械の引き合い増加というニーズは読み取れるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は具体性が薄い。
今後の取組みとして受注製品への注力、大手顧客の深耕、3年目以降の医薬品業界進出調査が示されているが、スケジュールは大まかである。
公開されている事例からは読み取れません。
大型食品加工機械の製造能力を高める取組だが、分野の普及度や高水準の高付加価値化についての記述は限定的である。
食品加工機械の製造対応力強化が述べられるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
工数削減や試し曲げの廃止による生産性向上は書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
CAD/CAMや工程管理システムの導入は記載があるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島市に所在する食品加工機械メーカーとして記載はあるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長牽引についての記述はうかがえる程度である。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
受注が増加している大型食品加工機械の製造に注力し、品質向上と生産能力の拡大で実績をつくり、顧客からの信頼獲得に努める。大手優良顧客の需要を深耕する。3年目以降は医薬品業界への進出可能性の調査も開始する。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%