サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社ヒラノファステック
成果生産能力 60本/min→200本/min
| 事業者名 | 株式会社ヒラノファステック |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 26人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1930年 |
当社の主力製品は六角ボルトで、建築・土木から一般・産業機械、家電など幅広い分野に供給している。自動車分野では、アイドリングストップシステム用スターターに使用されるボルトが銅製で、鉄製に比べ価格が5.2倍、重量が1.14倍になっている。顧客からは電導効率が良く、軽量で安価なボルトが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
銅製ボルトと同等の電導効率を維持したうえで、軽量かつ安価なボルトをコンセプトに、銅と鉄の二種材一体型ボルトの量産体制を確立するため、4工程ヘッダー冷間鍛造用横型プレス機を導入した。銅一体型から銅と鉄の二種材一体型に変更することで、価格を約40%まで低減できる新規ボルトを開発した。現有の2工程ヘッダーのプレス機の生産能力は60本/minであったが、導入後は200本/minが実現でき、生産体制が強化できた。
| 加工機 | 4工程ヘッダー冷間鍛造用横型プレス機 |
|---|
新しい製品・サービス:銅と鉄の二種材一体型の新規ボルト(銅ボルトと同等の電導効率を維持した軽量で安価なボルト)
銅と鉄の二種材一体型の新規ボルトにより、価格を約40%まで低減できた。生産能力は現有の60本/minから200本/minに向上し、量産体制が強化された。新規ボルトはオルタネーター用として採用され、FA機器分野でも代替採用される可能性が高い。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
六角ボルトの主力製品を基盤に、アイドリングストップ用の銅製ボルト課題へ展開する流れは読めるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
銅製は鉄製より価格5.2倍、重量1.14倍と数字で課題を示し、二種材一体型で価格約40%に低減できる点で強みを示している。
顧客要望と現有設備の限界を整理し、生産能力60本/minから200本/minへの強化で量産体制を構築する実効的な計画が読み取れる。
生産能力が60本/minから200本/minに実現できたとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、目標値は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
軽量かつ安価で銅同等の電導効率を持つ顧客ニーズを明確にし、オルタネーター用やFA機器分野での採用見込みまで示している。
今後はアルミやSUS材への展開と体制整備を進めるとあり方向性はあるが、スケジュールや解決方法の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
鉄製と銅製の二種材一体型で価格約40%まで低減した新規ボルトは、同分野での高付加価値化・価格低減を図るものと読み取れる。
FA機器分野への代替採用の可能性に触れ需要創出の見込みはうかがえるが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
生産能力が3倍超になる数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
軽量・安価なボルトで電動化や省エネ分野に関わる可能性がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本事業で開発した新規ボルトがオルタネーター用として採用された実績から、FA機器分野でも当該ボルトが有効で代替採用される可能性が高い。すでに大手FA機器メーカーからオファーもある。今後は鉄以外のアルミやSUS材でも同様の機構のボルトが開発できる体制を整えていく。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。