回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ダイカテック株式会社
| 事業者名 | ダイカテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2002年 |
当社の主力商品は、粉体・液体中から磁性金属を除去する強力な磁石を組み込んだ除鉄装置である。半導体業界では、シリコンウエハーに加工したデバイスを外部から保護する絶縁材料への微小金属混入の除去要望が年々強まっている。超LSIの集積度向上により、除去すべき金属サイズはこの10年で50μm以上から10〜20μm以上へと厳しくなった。
抱えていた課題
やったこと
薄肉パイプを密封溶接可能なYAGレーザ溶接機を導入し、薄物溶接を実現した。これにより他にない高磁力(最大磁束密度)を有する棒磁石を開発し、薄肉ステンレスパイプおよび高磁束密度の棒磁石の試作を行った。完成品を顧客企業で評価し、絶縁材料中の微小弱磁性金属除去装置を開発した。
| 加工機 | YAGレーザ溶接機 |
|---|
新しい製品・サービス:絶縁材料中の微小弱磁性金属除去装置(業界最高の磁束密度を有する棒磁石を用いた除去装置)
試作品を顧客企業で評価した結果、磁束密度アップの効果が認められ、納入品の改造計画と試作品以上の製品開発要望につながった。本開発製品の除去性能が評価されたことから、客先の新規設備投資を待たずにサンプル製品を多く準備し、客先ニーズを掘り起こす販売戦略を実行する計画である。今後10年間で市場シェア50%の獲得を目標としている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
主力は粉体・液体から磁性金属を除去する除鉄装置で、その延長として高磁力棒磁石を開発した一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
半導体封止材の金属混入は絶対不可という顧客ニーズに着目し、除去サイズが50μmから10〜20μmへ厳しくなった点を踏まえ、業界最高の磁束密度を目指したと読める。
除去金属サイズが10年で50μm以上から10〜20μm以上へ厳しくなった課題を認識し、薄肉パイプ密封溶接で磁束密度を高める解決策を示している。
今後10年間で市場シェア50%の獲得を目標としており目標値はあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、実現可能性の根拠も薄い。
従業員数11名と記載されるのみで、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえる程度である。
顧客は半導体封止材の金属除去を求めており、試作品を顧客企業で評価して磁束密度アップの効果が認められたという、選ばれる理由が示されている。
試作品評価、納入品改造計画、サンプル製品の多数準備という流れは読み取れるが、スケジュールや課題解決方法の具体的記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
業界最高の磁束密度を持つ棒磁石を開発し、同分野で高水準の性能による差別化を図る内容として読み取れる。
半導体封止材の金属混入防止という産業上のニーズはうかがえるが、経済波及や雇用創出への言及はない。
付加価値額や生産性の数値は示されていないが、試作品以上の製品開発要望につながった成果はうかがえる。
YAG レーザ溶接による薄物溶接技術の活用は読み取れるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明記されていない。
半導体分野への進出は読み取れるが、日本経済の構造転換に資するという記述はない。
徳島県の企業である点はわかるが、地域特性を活かした付加価値や雇用創出への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後10年間で市場シェア50%の獲得を目標に、開発製品の販売を実施する計画である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg