ものづくり補助金平成28年度医療、福祉徳島県

在宅利用者をネットワークで結び、自宅・施設老人を常時見守ることができるシステムの構築

イツモスマイル株式会社

この事例のポイント

  • 自宅でも病院での入院と変わらない環境を整えることが課題である。
  • かかりつけ医やヘルパー、家族が常時側にいなくても、自宅や施設の高齢者を病院での入院に近い環境で24時間見守れるaams(見守りセンサー)システムを構築した。
  • 遠隔地からでも高齢者の状態を確認できるようになり、家族、かかりつけ医、訪問看護事業者、介護事業者が常に状態を把握できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名イツモスマイル株式会社
所在地徳島県 徳島市
業種社会保険・社会福祉・介護事業
従業員数266人
資本金300万円
設立2003年

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力自宅でも病院での入院と変わらない環境を整えることが課題である。
  • 人手・技能施設を病院での入院に近い環境で運営することが課題である。
  • 生産能力職員の業務効率化を図り、労働負担を軽減することが課題である。
  • 人手・技能雇用を増やし、常に十分なサービスを提供できる環境を整えることが課題である。

やったこと

かかりつけ医やヘルパー、家族が常時側にいなくても、自宅や施設の高齢者を病院での入院に近い環境で24時間見守れるaams(見守りセンサー)システムを構築した。センサーマットをベッドとマットの間に挟み、心拍数、呼吸数、体動を測定する。測定結果はスマートフォン、PC、タブレットで確認できる。四国で初めてこのシステムを導入した。

ソフトaams(見守りセンサー)システム
検査測定センサーマット
その他カメラ付きナースコール
その他大型モニター

新しい製品・サービス:aams(見守りセンサー)システム

事業の効果

遠隔地からでも高齢者の状態を確認できるようになり、家族、かかりつけ医、訪問看護事業者、介護事業者が常に状態を把握できるようになった。入院に限りなく近い環境を整えることができた。今後は自宅でもセンサーマットとWebカメラなどを連動させ、主治医や家族のPCやスマホに接続するシステムの開発を進めている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.5 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性47%
  • これまでの取組との一貫性2

    設立は平成15年とあるが、介護事業者の課題を述べるのみで、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていません。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    四国初導入や徳島県のIT環境に触れるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は書かれていません。

  • 課題の認識と解決3

    課題として労働負担軽減や雇用増などを4点挙げているが、高付加価値化・成長につながる計画の具体性は薄いです。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    事業者の従業員数266名がうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の記述はありません。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    心拍数・呼吸数・体動を遠隔確認でき、家族や主治医が状態を把握できる点など、価値と利用者像が具体的に書かれています。

  • 事業化までの道筋3

    今後の取組みとして自宅向けシステムの開発や温度・湿度等の遠隔管理を挙げているが、スケジュールや解決方法は示されていません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    遠隔見守りシステムは四国初導入と記載され、普及度の低さはうかがえるが、高付加価値化の水準は具体的数値で示されていません。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用3

    高齢者の自宅療養を可能にし地域で支えられると述べるが、波及効果や雇用創出の規模は示されていません。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献4

    センサーマットとWebカメラを連動させ主治医や家族のPCやスマホに繋げる開発を進め、地域医療のIT活用に貢献すると書かれています。

政策面60%
  • 成長分野への進出2

    介護・医療分野での遠隔見守りという方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はありません。

  • 地域経済への波及4

    全国随一のITインフラを持つ徳島県で実例を重ね「高齢者遠隔見守りシステム徳島モデル」として提供する計画が具体的に書かれています。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

自宅療養の重度の方も支えられる画期的で必要不可欠なシステムとして、将来は温度、湿度、明暗なども遠隔管理できるようにし、徳島県で実例を重ねて「高齢者遠隔見守りシステム徳島モデル」として提供したいとしている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成28年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。