回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社請川窯業
成果年間輸送費 200万円→0万円
| 事業者名 | 株式会社請川窯業 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 観音寺市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 26人 |
| 設立 | 1932年 |
国内市場は高齢化や屋根材の多様化により厳しい状況にある。一方で古民家リノベーションやインバウンド効果により日本瓦が再評価され、中古住宅やリフォーム市場も増加傾向にある。今後は特注色オーダーや本物志向により高付加価値瓦の需要が高まると見込まれる。
抱えていた課題
やったこと
最新型の強制循環式ガス焼成パレットキルンを導入し、窯変瓦や黒いぶし瓦など高付加価値瓦を多品種小ロットで生産できる体制を構築した。焼成温度や炭素膜の付着具合を細かく調整できるようになり、高機能化を実現した。焼成技術が平準化したことで熟練者の配置換えも可能となり、全体の技術向上につながった。外注していた工程を自社製造に切り替えたことで、ワンストップ対応も可能になった。
| 加工機 | 強制循環式ガス焼成パレットキルン |
|---|
新しい製品・サービス:デザインに優れた高付加価値瓦(窯変瓦、黒いぶし瓦、光沢や艶消しなど和洋の瓦)
高付加価値瓦を多品種小ロットで自社生産できるようになり、他社との優位性が高まった。外部発注をやめたことで年間200万円の輸送費削減と大幅な経費削減につながる見込みである。納期も最大2週間短縮され、ワンストップ対応による一貫生産体制が構築された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例は高付加価値瓦の製造と一貫生産体制の構築を掲げ、既存の外注部分を自社化する方向を示すが、過去の取組との関係は書かれていない。
古民家リノベーションやインバウンド、中古住宅市場の増加に触れ、多品種小ロット対応で他社との優位性を図るとあるが、自社の強み・弱みの分析は薄い。
外注していた高付加価値瓦を自社化し、年間200万円の輸送費削減と納期の最大2週間短縮が見込まれると具体的に書かれている。
売上目標が1年目15,000千円から5年目26,000千円と数字で示され、高付加価値化による目標値が明確に設定されている。
熟練者の配置換えが可能になり全体の技術向上につながる体制づくりに触れるが、人材や事務処理能力の確保の詳細は書かれていない。
窯変瓦や黒いぶし瓦、文化財用古色瓦など高付加価値瓦の特徴と、ユーザーのきめ細かな特注色・本物志向のニーズが具体的に書かれている。
海外マーケティングの開始や全日本瓦工業連盟のバックアップを受けた展開予定が書かれるが、スケジュールや課題の解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
色合いや耐傷性などに優れた高付加価値瓦を多品種小ロットで製造し、他社との優位性を図るとあり、高水準の高付加価値化が読み取れる。
日本瓦の再評価や景観づくりへの寄与、観光資源としての景観保全など地域的な意義が述べられるが、波及効果の定量的な記述はない。
年間200万円のコスト削減や納期短縮は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の費用対効果は書かれていない。
最新型焼成窯の導入はあるが、先端的なデジタル技術や新しいビジネスモデルの活用は読み取れず、地域イノベーションへの貢献はうかがえる程度。
海外展開や高付加価値瓦の需要増に触れるが、日本経済の構造転換に資する分野進出としての記述は限定的である。
日本最大の瓦製造地域である愛知県への外注を自社化し地域の伝統瓦を守る事業であり、地域の特性を活かした高付加価値化が具体的に読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
5カ年で売上を15,000千円から26,000千円へ拡大する計画である。海外マーケティングを開始し、全日本瓦工業連盟の支援を受けながら海外展開も進める予定である。
日本の空 日本の屋根 自然環境との調和 格調高い瓦葺きの屋根 それは心のやすらぎと生きる喜びを感じる
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。