西陣織広幅ファブリックの新生産システムの開発
中型ジャカード(1,200口)を2台連結し、コントローラーで同期稼働させる新生産システムを開発した。
フードブレイン株式会社
成果冷凍工程の所要時間 12時間→1時間
| 事業者名 | フードブレイン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 四国中央市 |
| 業種 | 飲食料品小売業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 150人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2002年 |
フードブレイン株式会社は「業務スーパー」のフランチャイジーとして愛媛県内7店舗と高知県内2店舗の計9店舗を運営し、一般食品、飲料、冷凍食品、野菜、精肉などを主力としている。小売部門の売上が伸び悩んでいた。国内流通の冷凍里芋の9割以上は輸入品であるが、食の安心安全志向の高まりから国産冷凍里芋の消費者ニーズは高い。
抱えていた課題
やったこと
JA全農えひめおよび里芋生産農家と連携し、平成28年10月より本社近隣の「うま地方」で栽培されるブランド里芋「伊予美人」の冷凍加工を開始した。冷凍工程には、エアブラスト方式の急速冷凍機「スーパージェットトンネルフリーザー」を導入し、12時間かかっていた工程を1時間に短縮した。温度や時間の調節などの導入試験を行い、その成果を高品質冷凍里芋の製造マニュアルとした。計量工程には組合せ自動計量器を導入し、1袋250gの里芋を1分間に35〜50袋分投入できるようにして、8%以上の原料ロスを解消した。袋入れ・ヒートシール工程には自動給袋包装機を導入し、1分間に50袋の速さで袋入れとヒートシールを可能にして、8倍以上の量産化を図った。
| 加工機 | スーパージェットトンネルフリーザー |
|---|---|
| 検査測定 | 組合せ自動計量器 |
| 加工機 | 自動給袋包装機 |
新しい製品・サービス:愛媛県産里芋「伊予美人」の冷凍加工品
急速凍結が可能になり、高品質の冷凍里芋を生産できるようになった。自動計量と自動給袋包装により正確な計量が実現して歩留まりが向上し、生産数量が格段に増えた。生産性も大きく向上し、顧客の要望に応える生産体制が整った。生協や学校給食向けに国産産地限定の製品を販売できるようになり、売上拡大につながると見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
小売の売上減少を受け、新事業として里芋冷凍加工を2016年10月に開始したとあり、事業転換の経緯は読み取れるが過去の取組との連続性は薄い。
生協や学校給食向けに国産産地限定を訴求できると記載され、国内産冷凍里芋の需要と自社のトレーサビリティ強みに触れている。
手作業の全工程がボトルネックとされ、急速凍結機・自動計量機・自動給袋包装機で解消する方針が具体的に示されている。
1袋250gを1分間に35〜50袋投入可能、原料ロス8%以上解消、冷凍時間12時間を1時間に短縮と数値目標が示されている。
従業員150名や小売・食品加工の運営体制はあるが、補助事業の遂行体制に関する記述は限られている。
国内流通の9割以上が輸入品で国産冷凍里芋へのニーズが高く、生産地が県内で一貫しトレーサビリティが明確な点が選ばれる理由として書かれている。
導入試験を行い製造マニュアル化する方針や今後の営業活動の予定はあるが、中長期の検証や詳細スケジュールは記載が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
冷凍里芋の国内流通は9割以上が輸入品とあり国産品は希少だが、一般的な普及度や高付加価値化の度合いは明示されていない。
愛媛県産里芋のブランド化や生産者との連携がうかがえるが、経済波及や雇用創出の具体的な記述は見当たらない。
歩留まり向上と生産数量の大幅増加が示されているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は記載されていない。
自動計量・自動包装の導入で生産工程を省力化し生産性を高めたとあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
愛媛県産「伊予美人」を地域の特性として活かし、地元産地と連携して加工する点が読み取れるが、地域経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
生協や学校給食向けに国産産地限定の「愛媛県産里芋伊予美人」をPRして来期の受注増加を目指す。国内産が調達できないため取り扱いがなかった生協(宅配)などの市場でも拡販する。小売部門の業務スーパーでも国内産加工品の少量パック品をラインアップして売上向上に取り組む。
中型ジャカード(1,200口)を2台連結し、コントローラーで同期稼働させる新生産システムを開発した。
精肉工場に、人の手で行っていた角切り肉を均一にカットできる角切機を導入した。
蓄積されたノウハウを活用し、デジタルピッキングシステムのソフトを開発会社と共同で開発した。
効果:出荷生産性は2倍となることが確認検証できた