高齢者施設向け「カシデリ」事業の物流整備とIot導入によるオートメーション化
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
有限会社鈴和商店
| 事業者名 | 有限会社鈴和商店 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 秋田市 |
| 業種 | 各種商品卸売業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,製造環境 |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 950万円 |
| 設立 | 1974年 |
主力のきりたんぽは50年の歴史があり、手巻き・炭火手焼きにこだわった商品の食感・焼色・香ばしさが支持され、県内外から高い評価を得ている。ショッピングサイトの全国鍋部門問合わせランキングでは5位となった。現状の製造設備では生産数量に限界があり、受注をお断りしている状況にある。
抱えていた課題
やったこと
「包あん器」のカスタム仕様器を用いて、炊きたての米の半潰し工程と計量工程を一体化し機械化した。工程の一体化と機械のカスタム化、アタッチメントの付加により、作業時間を1/2にすることを目指した。急速冷凍機を導入し、食感が変わらない冷凍設定を検証した。冷凍前の香ばしさとふわふわ感が解凍後も維持でき、生タイプと同等レベルの品質を確保できるかをテストした。注文増加を見据えて通常時に急速冷凍保存による生産を行い、繁忙期の時間外生産を減らして作業の平準化を図った。
急速冷凍保存が軌道に乗ったことで、1日あたりの製造量が500本増加し、受注に対して安定した生産ができるようになった。2年以内に供給不足による販売機会の損失を解消できる見通しがついた。半潰し・計量工程の機械化で生じた人員を炭火手焼き工程の人手不足に回し、作業の平準化を図ることができた。総人件費が下がったことで、繁忙期だけのパートを常勤パートに切り替えることもできた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
手巻き・炭火手焼きのこだわりと50年の歴史が書かれ、繁忙期の受注対応不足が10年以上続いたとの記述から、既存事業との一貫性がうかがえる。
全国鍋部門の問合わせランキング5位や県内外からの高い支持が具体的に書かれ、手作りの食感・香ばしさを強みとして示している。
繁忙期の製造能力不足と半潰し・計量工程の人力依存という課題を特定し、機械化と急速冷凍で平準化する具体策が示されている。
1日製造量が500本増加、2年以内に供給不足解消の見込み、3年以内に年間23万本の目標が数字で示されている。
従業員21人、マニュアル化やパートの常勤化は書かれるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力への言及はわずかにうかがえる程度。
手巻き・炭火手焼きの食感や香ばしさ、全国からの注文という顧客支持は読み取れるが、ターゲットの明確な整理は薄い。
急速冷凍の品質テストや3年以内の能力確保という段階は示されるが、詳細なスケジュールや課題解決の方法は具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
手巻き・炭火手焼きにこだわった高付加価値の商品であることは読み取れるが、高価格化の数値は示されていない。
全国展開による地域食文化の発信や秋田の伝統食品という点はうかがえるが、雇用や波及効果の数字は書かれていない。
半潰し・計量工程の作業時間を1/2にし、総人件費を軽減し、パートを常勤化したという効果が具体的に書かれている。
包あん器の転用や急速冷凍の活用は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
秋田市の伝統的なきりたんぽを全国へ届ける地域特産の取組として読み取れるが、地域経済への波及の数字は薄い。
米の自動半潰し・計量機と急速冷凍機を組み合わせ、3年以内に年間23万本の製造能力を確保し、焼き立てきりたんぽの全国展開を実施する予定である。
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
CADデータから素早く正確に造形できる高性能3次元プリンターを導入した。
効果:実物見本の作成期間 5日→2日
南九州地区で初めて、尿素SCRシステムに必要な消耗品「高品位尿素水(アドブルー)」を製造するプラントを建設した。