ものづくり補助金平成28年度製造業佐賀県

UVデジタル印刷機とパッド自動印刷機を活用した事業領域拡大と需要創出

クロカミスクリーン印刷株式会社

この事例のポイント

  • スクリーン印刷は平面版を使うため、成型品や特殊な材質への印刷が困難で、加工範囲が限定されていた。
  • UVデジタル印刷機とパッド自動印刷機を導入した。
  • これまで対応できなかった曲面形状や厚み・凹凸のある媒体への直接印刷が可能になった。

事業者のプロフィール

事業者名クロカミスクリーン印刷株式会社
所在地佐賀県 佐賀市
業種印刷・同関連業
技術分野製造環境
従業員数4人
資本金300万円
設立2008年

事業の背景

創業以来半世紀以上スクリーン印刷の技術で事業を行ってきた。近年は印刷ビジネスにおいて小ロットの受注が増え、依頼内容が多様化している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力スクリーン印刷は平面版を使うため、成型品や特殊な材質への印刷が困難で、加工範囲が限定されていた。
  • コスト・採算スクリーン版の製作と印刷工程数が多く時間がかかるためコスト高となり、小ロットの仕事に向いていなかった。
  • 新製品・新技術小ロットの受注や依頼内容の多様化が進み、従来の印刷方式では対応できない依頼が増えていた。

やったこと

UVデジタル印刷機とパッド自動印刷機を導入した。UVデジタル印刷機はあらゆる素材への印刷が可能で、0.0088mmから15cmの厚さの素材に印刷でき、曲面への印刷やスクリーン版が不要という利点がある。パッド自動印刷機は3次曲面や凹凸面に印刷でき、大ロットにも小ロットにも対応でき、印刷オペレーター1人で対応できる。導入前に多様な素材への印刷、リードタイム、解像度、インクの硬化適正、密着度の強度を確認した。

  • 加工機UVデジタル印刷機パッド自動印刷機

新しい製品・サービス:UVデジタル印刷機とパッド自動印刷機を活用した、曲面や凹凸のある媒体への印刷を含む新しい商品。

事業の効果

これまで対応できなかった曲面形状や厚み・凹凸のある媒体への直接印刷が可能になった。小ロットはUVデジタル印刷機、量産はパッド自動印刷機で対応できるようになった。ゴルフボールやマグカップなど従来印刷できなかったものにも対応でき、断っていた依頼にも応えられて顧客の信頼が増した。記念品やノベルティ、工業用品の受注も増えている。

今後の展望

新しい商材分野でのビジネスの拡大が見込まれ、印刷機の特徴を活かした新商品展開の道が開かれた。既存顧客にはきめ細かく対応しつつ新規の客層を開拓していく。

事業者の声

従来の印刷物との差別化を図って需要を増やしていくことです。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成28年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。