木取り工程に最新設備を導入することで、操作性、安全性、生産性を高め、ギフト市場へ進出する
木取り(カット)工程に、アミテック㈱製のコンピュータ制御全自動式ランニングソーRCV-100Bを導入した。
効果:木取り工程時間 3.3分/個→3.1分/個
川添酢造有限会社
成果殺菌工程の加熱時間は約90%軽減
| 事業者名 | 川添酢造有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 西海市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1952年 |
川添酢造有限会社は醸造酢のほか、麹、甘酒、味噌を製造販売している。近年は発酵食品への注目から売上が順調に伸び、2016年の甘酒ブームにより甘酒と米麹の売上はさらに上がることが予想された。
抱えていた課題
やったこと
スパウトパック充填装置を導入し、甘酒の充填作業の開封、計量、充填、密封を自動化して時間短縮と人員削減を図った。キャップがつくスパウトパックとすることで注ぎやすく、開封後も保存できるようにした。ボイラ釜では簡易貫流蒸気ボイラと固定式蒸気釜を導入し、蒸す作業と加熱処理の生産ラインを切り離した。蒸気釜には攪拌機能を付け、加熱時の人員を削減できるようにした。
| 加工機 | スパウトパック充填装置 |
|---|---|
| その他 | 簡易貫流蒸気ボイラ |
| 加工機 | 固定式蒸気釜 |
新しい製品・サービス:芋甘酒ペースト
殺菌工程の加熱時間を約90%軽減し、別工程の作業も釜で行えるようになった。充填作業は4人から1人になり、生産量は変わらないため4倍の生産効率となった。キャップがつくスパウトパックで開封後も保存できるようになり、従来の500g商品に加え1kgの業務用商品も展開し、新規取引先の獲得や個人顧客の増加につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の直火釜や手作業充填による人員不足が課題と書かれ、過去の取組との一貫性は読み取りにくい。
甘酒や米麹の売上増加と顧客の改善要望が書かれるが、競争優位性を示す強み・弱みの分析は見当たらない。
殺菌加熱時間を約90%軽減、充填は4人から1人、生産効率4倍と具体的な数字で課題と効果が書かれている。
生産効率4倍や人員4人から1人への削減など数値目標に近い実績が書かれているが、賃上げや付加価値額の目標は読み取れない。
従業員8名で注文に手一杯と書かれ、体制の確保や事務処理能力への言及は乏しい。
キャップ付きスパウトパックで注ぎやすく開封後も保存できると、顧客ニーズへの対応が整理されている。
芋甘酒ペーストの開発に着手し原料難で未商品化とあるが、スケジュールや解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
甘酒は2016年の甘酒ブームで売上増とあるが、高付加価値化・高価格化の水準は示されていない。
地域の雇用や発酵食品の需要増に触れるが、国が補助する理由としての波及効果は具体的に書かれていない。
人員削減と生産効率向上は書かれるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
長崎県西海市の地場の酢・味噌製造として、新規取引先獲得など地域での事業展開が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
「芋甘酒ペースト」の新商品開発に着手しており、原料難等により商品化には至っていないが目処はついている状況である。
手作業でしかできないことと、機械に頼っていいことのバランスが大事だと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
木取り(カット)工程に、アミテック㈱製のコンピュータ制御全自動式ランニングソーRCV-100Bを導入した。
効果:木取り工程時間 3.3分/個→3.1分/個
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル