回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
金剛株式会社
成果棚板の年間加工数量に対する生産能力 1倍→3.7倍
| 事業者名 | 金剛株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 熊本市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理 |
| 従業員数 | 300人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1951年 |
当社は地震対策製品に特化した保管機器を得意としている。主力の傾斜スライド棚は、技術応用を求める顧客の声が多い。急増する物流センターの需要にも応える必要があった。
抱えていた課題
やったこと
熊本県嘉島町の新工場で、ロボットの活用を拡大し、CAD/CAMシステムとの連携を強化した。ロボットや複数の生産設備と工場システムを接続し、IoTを導入して生産体制の高度化を図った。製造実行システム(MES)を中心に業務効率化に取り組んだ。受注から現地据付までの全生産工程のIoT化を進め、リードタイム短縮による短納期受注を目指した。第一段階として、ボトルネック工程の生産能力強化と生産性向上のための情報システム構築を行った。
| ロボット | ロボット |
|---|---|
| ソフト | 製造実行システム(MES) |
| ソフト | CAD/CAMシステム |
新しい製品・サービス:傾斜スライド棚
ロボット化により夜間の無人自動運転が可能になり、生産能力は既存設備の約3.7倍となった。加工時間や人員計画が安定し、生産計画が立てやすくなった。IoT導入により実生産数や生産進捗の把握、稼働状態の可視化が可能になり、設備間の稼働率の差を瞬時に判断して改善できるようになった。MESを中心とした業務効率化でCAMや生産業務の効率が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
地震対策製品に特化した保管機器を得意としてきた経緯は読めるが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていない。
業界規格がなく仕様が各社様々で他社製品への展開が困難だったと課題は書かれるが、強み・弱みの分析は具体的でない。
受注から据付までのIoT化、ボトルネック工程の生産能力強化、リードタイム短縮による短納期受注という課題と対応が書かれている。
生産能力が既存設備の約7倍になったと数字で成果が示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
3D CADスキルを持つIoT適応人材の採用・育成が不可欠と記載があるが、補助事業の遂行体制は示されていない。
傾斜スライド棚の機能や地震対策の市場拡大の意図は書かれるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体的でない。
第一段階としてボトルネック工程強化と情報システム構築を行ったとあり、次段階の計画も示唆されるが詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
地震対策特化の傾斜スライド棚は業界規格がない分野とされるが、普及度や高付加価値化の水準は具体的に示されていない。
地震被害低減と社会貢献につながるという記載はあるが、経済波及や雇用創出の数字は書かれていない。
生産能力が約7倍になったという成果は書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果は示されていない。
ロボット、CAD/CAM、MESとIoTを連携させた変種変量生産体制の構築が具体的に記載されている。
物流センター需要の急増に応えるとあるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
熊本県嘉島町の新工場という地域の立地は書かれるが、地域の特性を活かした付加価値創出の説明は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
傾斜スライド棚の他社向け製品への展開を強化し、市場拡大を目指す。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分