画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
小正醸造株式会社
| 事業者名 | 小正醸造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 日置市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 129人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
焼酎製造工程で重要な役割を担う一次仕込みは、歴史的に職人感覚がものをいう世界であった。芋だけでなく米や麦を原料とした焼酎を製造し、長期貯蔵による製品展開を行う当社では、一次仕込みの工程の確実性がより一層重要となっていた。
抱えていた課題
やったこと
米・麦・芋を原料とする焼酎製造工程の一次仕込みの原料製造段階で、ネット式連続冷却機を導入した。温風冷却設備は表面に温風による乾燥、ネット状のベッドからは冷却通風を行う方式で、インバーター制御による風量コントロールと温度制御を行う。これにより従来の外気冷却では成し得ない「外硬内軟」かつ「サバケの良い」蒸米を作ることが可能になり、均質な麹に仕上がった。芋焼酎を対象とした本格的な稼働は始まったばかりである。
| 加工機 | ネット式連続冷却機(温風冷却設備) |
|---|
新しい製品・サービス:「外硬内軟」な麹やモロミを原料とした、付加価値を有する本格焼酎の新商品。
温風冷却設備の導入により、外気冷却ではできなかった「外硬内軟」かつ「サバケの良い」蒸米の製造が可能になり、麹が均質に仕上がった。新しい機能の設備導入と運転条件の制御により望ましい「突きハゼ麹」を作れるようになり、酒質のさらなる安定が期待される。新たな付加価値を有する本格焼酎を開発・提案し、新規顧客及び市場の開拓につなげることができた。既に生産した米、麦焼酎では研究陣の官能検査で評価が高い。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
長期貯蔵による製品展開を行う当社では一次仕込みの確実性が重要と書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
芋・米・麦を原料とする多品揃えや新規顧客・市場開拓に触れるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
職人感覚による製品のうまみのばらつきという課題を示し、温風冷却設備で外硬内軟の原料を作り新商品開発につなげると具体的に書かれている。
付加価値創出の目標値は示されず、官能検査での評価が高いとあるが、数値目標は設定されていないと記載されている。
公開されている事例からは読み取れません。
外硬内軟な麹やモロミで新たな付加価値を持つ本格焼酎を提案するとあるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
突きハゼ麹の安定製造や芋焼酎の新銘柄化など今後の取組が示されるが、スケジュールや課題解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
焼酎の中で外硬内軟の原料により高酒質を目指すとあるが、分野の普及度や高価格化の水準については書かれていない。
地域の蔵として鹿児島県日置市の特色に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
付加価値額や生産性の数値は示されず、効果は官能評価や定性的な表現にとどまり、費用対効果は読み取れない。
温度制御やインバーター制御など設備の機能が書かれるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島県日置市の地域資源を活かした焼酎製造と書かれ、地域の特性を活かした取組であることはうかがえるが、雇用や成長への効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
「突きハゼ麹」の安定的な製造により、甘い香りの芋焼酎が期待できる。芋焼酎でも新銘柄の誕生や高酒質の安定生産に取り組む予定である。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%