吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
有限会社古市製茶
| 事業者名 | 有限会社古市製茶 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 南九州市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1992年 |
有限会社古市製茶は、昭和23年に南九州市川辺町でお茶の販売を始め、契約農家や鹿児島県茶市場から厳選した茶葉を仕入れて製造加工する問屋卸業として事業を発展させてきた。工場併設の店舗ではお茶の販売・試飲のほか、ソフトクリームやかき氷(夏場のみ)も扱っている。お茶は農産物で機械加工されるため金属異物の混入リスクがあり、食の安全への目が厳しくなっていた。
抱えていた課題
やったこと
高性能な金属検出機と、お茶の成分を分析できる茶成分分析計を導入した。金属検出機により品質管理の精度を高め、お茶製品の安全性向上を図った。成分分析計では茶に含まれる旨味成分などを数値化し、熟練工の官能評価と合わせて客観的な成分エビデンスを得られるようにした。これにより製品の品質と価値を見える化した。
金属検出機の導入により金属の異物混入はゼロになった。2017年にISO9001の認証を受けた品質管理システムと合わせ、安心・安全な製品づくりにつながっている。成分分析計により旨味成分を数値化し、官能評価と合わせて精度の高い成分エビデンスを持てるようになった。これらにより付加価値の高い知覧茶や鹿児島茶の提案と、ウェブ販売の強化を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去の取組として2017年のISO9001認証に触れるが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていない。
外部環境や競合との比較は書かれず、既存の異物除去機の検出能力不足が課題として示されるにとどまる。
異物混入の課題を示し、金属検出機と成分分析計で付加価値の高い商品開発と販売につなげると記載されている。
付加価値や賃上げの数値目標は書かれておらず、異物混入ゼロの結果のみ示されている。
ISO9001認証による品質管理システムの構築には触れるが、人材や事務処理体制の記述は見当たらない。
成分分析で旨味を数値化し、消費者の嗜好に合わせたプロモーションが可能になると書かれているが顧客ターゲットは曖昧。
今後はウェブ販売や百貨店・スーパーへの提案を進めるとあるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
お茶の成分を数値化して示す取組は見えるが、市場での普及度や高価格化の水準は書かれていない。
食の安全や客観的エビデンスへの社会的要請に触れるが、波及効果や雇用創出の記述はない。
公開情報では判断できません。
金属検出機と成分分析計の導入によるデータ活用はうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
鹿児島県南九州市の知覧茶を活かし、県内外へ販売する方針が書かれているが、地域経済への効果は具体性が薄い。
成分分析計で示された客観的データを活用し、「お茶の旨味の見える化」で付加価値の高い知覧茶や鹿児島茶を県内外の百貨店、スーパー、土産物店等へ積極的に提案していく。また、ウェブでの販売に力を入れ、安心・安全が伝わる説明を加えたページを作成して消費者に良質な知覧茶を届けたい。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。