回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ムネ木工所
| 事業者名 | 株式会社ムネ木工所 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 沖縄県名護市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 100万円 |
| 設立 | 1999年 |
当時は学校などの建設が多く、曲線を多用したデザイン性の高い受注が多かった。こうした受注には高度な熟練技術が必要とされた。大量生産への対応は目指していないものの、生産性の向上と技術の承継が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
木材をカットするNCルーターを導入し、建築データをもとにコンピュータでデータを作成して加工できるようにした。従来はテンプレートを作って作業していたため工程数と作業時間がかかっていたが、導入後の作業検証で工程数の削減と作業時間の短縮を確認した。加工精度は0.1mm単位の高精度な加工が可能になった。工程や人員配置、加工方法も見直し、生産効率の向上を見込めるようにした。
| 加工機 | NCルーター |
|---|
製造リードタイムが約80%短縮され、生産効率や品質の向上が確認できた。0.1mm単位の高精度加工が可能になり、加工品質も安定した。工程や人員配置、加工方法の変更により、約70%程度の生産効率の向上が見込めるようになった。これにより、生産量を増やし、高技術の加工依頼を断らない受注体制を確立できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の受注や熟練技術の承継に触れるが、事業戦略上の位置づけは明示されていない。
デザイン性の高い受注や量産対応に触れ、他社との差別化を図る意図は読み取れるが、市場動向との関係は具体性が薄い。
工程数の多さや作業時間の長さ、生産効率悪化という課題を示し、新設備で工程削減と生産性向上を実現したと具体的に読み取れる。
製造リードタイムが約80%短縮、生産効率が約70%向上と数値目標が示されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
新入社員の採用や雇用体制の強化に触れるが、従業員7人規模の人材体制や事務処理能力の詳細は薄い。
建築・店舗向けの什器や看板などの需要、個別受注で高単価な製品という顧客ターゲットと選ばれる理由が示されている。
今後の受注拡大の方向は示されるが、中長期の課題検証や遂行スケジュールは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
曲線を用いた高度なデザインの加工で、熟練技術を要し高単価な個別受注に結びつけている点が具体的に読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
個別受注で高単価な製品の受注が収益に寄与すると述べるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
NCルーターとコンピュータによるデータ製造を導入したと読み取れるが、地域やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄県名護市で家具製造を行い、熟練技術の承継や雇用強化に触れるが、地域経済への波及は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
これまで断っていた難易度の高い加工や、店舗の什器・看板・家具などデザイン性の高い需要に対応し、個別受注の高単価製品と量産受注の両方で受注機会を増やしていきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日